記事一覧
認知症書籍の歴史を辿る。 [1819〜1999年]
認知症にまつわる情報があふれている今——。書籍の出版も花盛りである。最近では、書店の一角に「認知症コーナー」が設けられていることも珍しくなくなった。
過去から現在を辿ってみると、実に多種多数の認知症書籍が出版されてきたのがわかる。医学書に始まり、介護書、看護技術書、介護体験記、予防術、テキスト、事業所実践記、翻訳書、小説、漫画……etc。そして近年では、認知症本人の手記などが散見される。
有吉
認知症書籍の歴史を辿る。 [2000〜2018年]
認知症にまつわる情報があふれている今——。書籍の出版も花盛りである。最近では、書店の一角に「認知症コーナー」が設けられていることも珍しくなくなった。
過去から現在を辿ってみると、実に多種多数の認知症書籍が出版されてきたのがわかる。医学書に始まり、介護書、看護技術書、介護体験記、予防術、テキスト、事業所実践記、翻訳書、小説、漫画……etc。そして近年では、認知症本人の手記などが散見される。
有吉
著者に逢う [Niccoさん] 「母が若年性アルツハイマーになりました。」
◆書籍……『母が若年性アルツハイマーになりました。——まんがで読む家族のこころと介護の記録』
◆著者……Nicco
◆体裁……A4判変型/168頁/1,500円(税別)
◆発行……2018年4月
◆発行元……ペンコム
今年4月、『母が若年性アルツハイマーになりました。——まんがで読む家族のこころと介護の記録』という本が出版された。認知症の人と家族の会・千葉県支部の会報に長らく連載されてきたものが
アニメ「しわ」に描かれる、認知症という絶望と希望
このアニメを製作したのは、高畑勲監督をリスペクトする、スペインのイグナシオ・フェレーラス監督。老人ホームに入所したエミリオと、そこで暮らす老人たちの物語だ。
かつて銀行の支店長だったエミリオ。認知症の症状があらわれ、息子夫婦に連れられて老人ホームへ。もちろん、エミリオは入所に納得していない。不満、不安、諦観……。
そこで目にしたのは、同じ言葉を繰り返す老人、家族に連絡をとりたくて一日中電話を探