副交感神経優位で
先日のマドモアゼル愛先生の副交感神経優位に関しての動画での「目の前のことを行うときにはゆっくりとした呼吸で行う」というメッセージは、無意識で繰り返してしまう日常の中での月星座の働きを意識して太陽意識で生きていくための知恵だと感じた。
https://youtu.be/8yAiL3ss65U?t=244
自律神経とは│交感神経と副交感神経の繋がり (osada-seikei.com)
私は10代後半で自律神経が異常となり2か月ほど入院したことがある。
その当時は受験や父との軋轢で、いつもストレスを抱えて、副交感神経が優位になることはなかったのだろう。
その後、瞑想を3年ほど続けた。その時の体感として、瞑想中はとても静寂な副交感神経優位な状態が得られても、また日常の中では交換神経優位になり、日常の中で副交感神経を優位にする手立てがなく、そのジレンマの中で瞑想はやめた。
その後は、非日常ではなく、目をあけた状態で穏やかな感じとなる野口体操や野口整体の稽古を重ねた。歩く瞑想やマインドフルネスもそうだが、目を開けた状態で副交感神経を優位に導くものを求めていた。
人により、仕事や日常の流れやストレスの濃淡は異なるが、自分に合った形での工夫を見つけていくことが一番である。
私も定年過ぎて、在宅勤務が多くなり自分のペースで仕事ができるようになって苦手な仕事を通してのストレスも軽減した。
苦手な仕事を背伸びして続けてきたことで獲得したものもあれば、失ったものもあるが、こうして再雇用後もフリーランスの立場で副交感神経を優位にした状態で働かせていただくことで、仕事を通して傷ついてきたことを仕事を通して癒していくという側面があるように感じてきた。
人間関係も同様に、人間関係で傷ついてきたが、やはり少ない信頼できる人間関係を通して自分を癒していくしかないようにふと思った。
「目の前の仕事をゆっくりとした呼吸でする」というメッセージは、自分が無意識で感情的になるということも意識化でき、非日常的ではなく、あくまでも日常の中で傷ついた自分自身も癒し、太陽意識を発揮させて生きていく知恵であると思う。
白鷺を見上げし二人無口なる