【神戸大学】過去問 ベクトル

画像1 今回の問題は、ベクトルでは頻出問題となります。(1)は、高校の授業で位置ベクトルを学習した時に、必ず演習問題として解く有名問題です。様々な解法が考えられますが、今回は学校で解く解き方ではない方法(楽な方法)で解いてみます。(2)は、3点が一直線上にある時の条件を正しく使えるかがポイントです。
画像2 (1)は、△ABLと△NBCに注目し、それぞれAP:PL=s:1-s、NP:PC=t:1-tと置き、内分点の公式からBPベクトル2通りの方法で表す解き方が一般的ですが、今回は幾何の知識を使ってメネラウスの定理を用いました。この方法も有名なので、ぜひ覚えておきましょう。(2)は、3点P,M,Dが一直線上にある条件を式で表した後、係数を比較するときに必ず一次独立であるという一言を加える必要があります。一次独立とは二つのベクトルが別方向を向いている状態を言います。この状態で初めて係数比較できるようになります。

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