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秋の乾燥が、身体に影響を与える


薬日本堂漢方スクールオンライン講座で、秋に多い「乾燥」についての講座を受けました🍂

【乾燥のタイプ】

タイプ①「乾いた空気」💨

秋の乾燥した空気、湿度の低い環境など、周囲の乾燥が体表の潤いを奪う。特に肌や髪、鼻やのどの乾きが見られる。
・肌が乾燥し、ひび割れやかゆみが出る。
・髪がぱさつく

タイプ②「栄養と潤い不足」🩸💦

全身に栄養と潤いを送り、肉体を作る血が不足している状態。栄養不足と乾燥の症状があらわれる。
・顔色が青白く、つやがない
・めまい、視力低下やドライアイ
・こむら返り、爪が割れやすい

タイプ③「潤い不足」💦

高熱や慢性病、大量の発汗などによって、津液が消耗し乾いた状態。
・口が渇き、水分を欲する
・肌が乾燥し、粉をふく
・乾燥した便、コロコロ便

タイプ④「潤い不足と熱症状」💦🔥

陰液の不足で、乾燥だけでなくほてりなどの熱感もあらわれる。加齢によって生じやすい。
・手足がほてる
・胸がもやもやして寝つきが悪い
・寝汗をかきやすい
・夕方に熱感が強くなる

みなさんは、自分に思い当たるタイプはあったでしょうか?

私が現在、もっとも気になるのが、オーソドックスな①番です。
昨年から手洗いする頻度が増え、それに加えて秋冬になると、手荒れ(特に指のひび割れ)が気になります🖐
手荒れの状態でアルコール消毒をすると、しみてキツイです😢
ひび割れの予防は、

1、水に濡れたら、すぐにタオルでやさしく拭き取る
2、熱いお湯の使用に注意する
3、ぬるめの湯船につかって血行を促す

また、タイプ④は、加齢によって生じやすいですが、女性の場合、更年期障害につながるそうです。
「胸がもやもやして寝つきが悪い」というのは、煩躁(はんそう)というそうで、不眠の症状につながります。
タイプ④に対する予防・改善のための心がけは、

1、十分な睡眠。そして、陰液を損なう夜型生活の改善
2、日頃からの食生活を見直す
3、シャワーで済ませず、できるだけ湯船に浸かる
4、ストレスをため込まない工夫と意識を

何事も、睡眠不足は大敵です。
面倒でシャワーで済ませることもありますが、やはり身体を温めるのは大事なことです🛁😀

#最近の学び

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