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先言おうと思って言えなかったのですが、「いきろ」も今回の「あの日のシンガロング」はまだ完全ではなく、小説と言えない。
つまり編集が完成さえもしていません。その割に先に進めるのもなんですが、本書きは掲載しようと思ってます。
CRYBABY⑥ 僕は正直どうでもいい
君を癒すためには何年も何年も
時間がかかるだろう
君の左手首の
ささやかな反抗を
いつまで君が我慢できるかわかんないけど
とりあえずハグ
君は「バカ!」って言いながら
大量の涙を流し
「あなたでよかった」
僕自身もそう思ってる
今日は君の誕生日
0:00ちょうどに「おめでとう!」
CRYBABY⑤ 鮪
ねぇ。
私壊れちゃったみたい。
ベッドで点滴をされて
傷だらけで
あなたの声を聞きたくて
電話したいんだけど
スマホが使えなくて
「じゃあ、いきる意味わかんなくなった」
また薬がもう蔓延してて
しかも新しい薬も貰えないから
このまま個室で
服で首を吊ったまま
誰にも知られないまま
死のう
詩集:CRY BABY①
「誕生」
あの日、朝目覚めたら
また「ボク」に生まれ変わってる
誰かが悪いなら
誰かを責めれるけど
ボクらはずっと
「誰か」に導かれてるんだ
産声が轟く
ここはどこだ?
泣いても
笑っても
「ボクら」にしかなれなくて
ずっと僕らの思う
「誰か」にしか
選択肢は無い