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読書のススメ『10年後の仕事図鑑』著者:堀江貴文、落合陽一
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発行は2018年4月、そこから考えての10年後は2028年、そして現在は2025年。あと3年後の未来を見て書いた本である。
中古で買った本なので、今読んでいるのだが、6年前の過去からの予想としては、その間、コロナもあった中で、これだけの精度のある情報を予想できるというのはすごいことである。
あまりネタバレしても良くないので、1つだけ例を
私たち飲食業の未来
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コロナを経て、飲食業を今でもやっている中で、この4年間で感じたことが書いてあったと思う。
飲食店は人が入らなくなる店と、人が価値になる店でニ極化するだろう。
スケールメリットを考えても、大衆向けの安価な飲食店は、代替可能なところからロボットが仕事を奪っていく。
マクドナルドは、機械化を進めて利益を上げた飲食店の典型例。おそらく、真っ先にAIが導入される飲食店になるのではないだろうか。
一方で、スナックのように「ママに会いたいから」といった属人的な理由でお客さんが来る店は潰れない。AIが絶対に仕事を奪えない典型例である。
この4年で潰れていく店をたくさん見た中で、まさにそういった事例がたくさんあった。
まだ全部読んでいないが、全て読み終えたあと、3年後を待ちこの本の内容と世の中を照らし合わせてみたいと思った。