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子どもとの日常に隠れた、小さな幸せの見つけ方【子育てポジティブキャンペーン】

日々の子育ての中でふと小さな幸せを感じることがある。

毎日忙しくて、家事、仕事、子どものお世話に追われるように過ごしていると、ひと息つく時間もなく1日が終わっていることも多い。だけど、そんな慌ただしい中でも、ふとした瞬間に「幸せだな」と感じることがあった。



たとえば、子どもが自分で「できた!」と嬉しそうに着替える姿。
今までは親が用意した洋服を当たり前のように着ていたけど、第一子ちゃんだけでなく第二子くんまで「ちがう」「これ」と選ぶようになった。

第一子ちゃんなんてある日突然「ママ、ひとりでできるよ!」と誇らしげに言われて、お手伝いを断られたり。

そして、やっと気づく。

あぁ、こんなに成長してたんだなと。

朝の保育園登園前の時間だったから、本当は少し急いでほしい。けれども、時間がかかっても、この「できた!」の笑顔を見たいと思う。

(毎日は待っててあげられなくて、泣かせてしまう日もあるけれど)



たとえば、何気ない会話の中で「ありがとう」と言われたとき。「だいじょうぶだよ」と言われたとき。

たった一言だけど胸がじんわりと温かくなった。

本当は親が子どもに「だいじょうぶだよ」と声をかけるのが一般的だろうに、第一子ちゃんは何を思ってか、第二子が泣いているときや私があわただしくしているときによく、そう言って励ましてくれる。

人の気持ちに共感して、言葉をかけようとしているのだとしたら、もう目の前の我が子はひとりの人間。

その成長に、思わず笑顔がこぼれる。幸せだと思う。



子育ては、そういった小さな瞬間の積み重ね。普段は見逃してしまいがちな、小さな成長のかけら。朝の支度が進まなくてイライラしたり、ご飯をこぼしてしまって思わずため息が出たり、そんなときもあるけれど。気がつけば、日々の中に散りばめられている小さな幸せに救われている。

夜、子どもが寝静まった後、静かになった部屋でふと思い返す。「今日はどんな1日だったかな」と。あのときの笑顔や、つたないけど一生懸命な言葉。それを思い出すと、少し疲れた心がふっと軽くなる。

noteに書き残すことで忘れないように、今日の1日にふせんを貼る。



特別な日じゃなくても、大きなイベントがなくても、日常の中にある喜び。それが、子育ての宝物なんだと改めて思う。忙しい日々の中、なかなか自分の時間が持てないこともある。でも、そんな中でも見つけられる「小さな幸せ」を、もっと感じていけたらと思う。

焦らず、無理せず。子どもたちの成長に気づける日でありますように。



明日もいい1日になりますように。


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神田ちあき|保育士ママライター
いただいたサポートは、1000円をこえたら家族でおやつパーティーを開かせていただきます。その様子をまたnoteにupしますね^^いつも読んでくださり、どうもありがとうございます!