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産後のサポートがないママたちへ。頑張りすぎずにどうかSOSを出してね。

7月に先輩に赤ちゃんが生まれた。彼女は実家が近いからという理由で里帰りはせず、春に購入したマンションで旦那さんと2人きりで子育てをしているらしい。

「祖父母はいざという時の切り札。だって、どっちもまだ仕事をしているし。」

とのことだった。



10月には友達の赤ちゃんが生まれる予定。彼女の両親は遠方に住んでいるため、産後のヘルプに関東に来てもらうことは叶わないと言っていた。

「旦那さんが出産予定日の前後数週間に育休を取ってくれるから。なんとかするよ。」

とのことだった。



定年が65歳に引き上げられ、私たちの世代で赤ちゃんを産む人の親はまだ現役で働いているというパターンも珍しくなくなってきた。

そもそも、昔は女の人がばりばり働いているのはレアだったから、子どもを産んだときに自分の母親がサポートしてくれるのは普通だった。

それが難しくなってきているのが今の時代。

産後の体の状態は人それぞれだけど、ひどい人は本当に歩くのもやっと、座るのもやっとだったりする。それは、大袈裟ではなくて、本当に人それぞれお産はちがうから仕方ないこと。

そんな状態で、祖父母のヘルプも受けることが難しく、行政のサポートとして「産褥期ヘルプサービス」とかがあるけど、結局結構なお金がかかって利用できない。そんな話を何度も聞いた。

産後のママのベビーシッター。家事代行サービス。

あるといえばあるけれど、産休になるまで働いて、それから出産手当や育休手当がもらえるのは産後4ヵ月後とかかなり後。貯金が減っていく様子が怖くて、自分が頑張ればどうにかなるからって産後からフルスロットルで頑張っているママが多いなと感じている。



私にできることはなんだろう。

毎日のように考える。友達や先輩よりもちょっとだけ早く妊娠と出産と子育てを体験している元保育士だから、伝えられること。手伝えること。その全てをやっていきたいと思っているなんておこがましいだろうか。

産後ドゥーラの資格を持っているわけでも、ベビーシッターの認定資格があるわけでもない。

でも、身近にいる手の届く範囲にいる人なら物理的に助けたいと思うし、手が届かないならネットを介してどうにかサポートできたりしないかなって本当に思うんだよ。



最近の妊婦さん、産褥期のママさん。ひとりで頑張っている人がめちゃめちゃ多い。本当によく聞く。里帰り出産した人も、旦那さんの住む家に戻ったらひとりで頑張らないといけなくて、頑張れなくてつらいという話も聞いた。

どうか、しんどくなる前にSOSを出してね。しんどくなってからでもいいからSOSを出してね。

子育ての不安に押しつぶされそうになったときに、思い出す名前に「神田ちあき」がありますようにと願った夜だった。




明日もいい1日になりますように。




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