保育園生活と在宅保育、子どもにとっての「時間」の違いとは?
保育園での生活と、在宅保育の生活。
どっちのほうが子どもにとって良いのか、と考えたことがある。
私の場合は絶対にこっちという答えは出なかった。個人の考えで答えはいくらでも変わると思う。けど、ひとつ言えるのは、保育園生活と在宅保育の大きなちがいは「時間」にあるということ。
保育園生活での時間
保育園での生活は「時間」によって、何をするかが決まっている。何時に登園して、何時に朝のおやつを食べて、お散歩に行く時間、お昼ご飯の時間、お昼寝の時間、すべて決まっている。
たとえば、今日はちょっと遠くの公園まで行ったから、お昼ご飯の時間が後ろ倒しになってしまったとか、お昼寝を少し長めに取ろうとか。そういうことがなかなかできない。
その分、スケジューリングされていていつも同じなことへの安心感は感じやすいと思う。
家族以外のお友達や先生との関わり、という点でも特徴的な時間の使い方をしている。
在宅保育の時間
在宅保育で過ごす時間は、自由がある。
前日に夜更かしをしてしまったから今日は起きる時間がゆっくりでもオッケーだし、朝ごはんの時間もお散歩の時間もお昼寝の時間も決まっていない。何なら、やることも毎日決まっていない。
その日の気分、体調、状況などいろいろなものに合わせて決めることができる。創造性豊かな時間、とも言えるだろう。
保育園で過ごす時間とは異なって、在宅保育は、家族と過ごす時間がメインになっていることも特徴のひとつだ。
それぞれの時間に特徴はあっても優劣は存在しない。
保育園生活、在宅保育の過ごし方、ふたつは決定的に異なっている。でも、そこに優劣はきっとない。
本来なら、どちらかをひとつを選ぶのではなくて、その時の状況に合わせてどちらも選んでいけたらいいのにね。どちらかしか選べない、のではなく、どちらも選べることは豊かなことだと思うから。
それぞれの状況や家庭に合わせた選択ができるといいよね。
私が子どもだったら、どちらも経験したいと思うもの。だから、私は、子どもたちを保育園に入園させても、在宅保育の選択肢をいつでも視野に入れて選べるようにしておきたい。
明日もいい1日になりますように。