駅前の盗難
前、祖父の自転車が駅前に置いていたら盗まれた話をしました。
その盗難から3年後、大学に行っていた私は
夏休みに、両親の元に里帰りしました。
なけなしの1万円を財布に入れて、
大分から電車に乗り、乗り換えもありの3時間半程かけて、当時、¥3000位の交通費だったと思います。
駅に着いて、駅前ターミナルのバス停近くの公衆電話ボックス(今はあまりありませんが、当時の連絡手段では大事でした)
から家に「駅に着いたので今からバスに乗って帰るね」と母に電話しました。
そこからすぐ側のバス停でバスを待つ事、ほんの5分ほど、
バス料金を用意しようと、バッグの中の財布を探すも無いのです。何度探してもありませんでした。
よーーーく、考えて思い出したのは、電話をかけた時、財布を公衆電話の上に乗せた事でした。
急いで電話ボックスに戻るも、財布はありません。
思わず周りの人達を見回してみましたが、時、既に遅し、皆んな見知らぬ風です。
もしや、とこれまたすぐ側の交番に行ったのですが、財布の落とし物もありませんでした。
(この交番、高校の時の自転車盗まれた時に行った交番です。また、同じ交番に行ってしまいました💦)
警察官からは、多分出てこないと思うと告げられました。
それにしても、「公衆電話ボックス」「バス停」「交番」と100mにも満たない圏内で、財布は盗られてしまったのです。
自転車2回盗まれて、そして、財布まで、、、
二度ある事は三度ありました💦
財布の中には、1万円から、電車代、バス代(大分の家から駅まで分)、お弁当、ドリンク代そして、電話代¥10くらいしか使ってなかったので、¥6.000は入っていたでしょう。
バイトで稼いだお金なのでガックリでした。
そして、トドメは、駅から家まで2.5km以上はある道を炎天下の下、フライパンの上を歩くかのようなホッカホカの道をドリンクも無く、山2つ越えを歩いて帰った事です。
ヘロヘロになりながらも帰り着くと、
「ずいぶん、時間がかかったねー!」と
呑気な声で迎えられました💦