頑張りすぎない
久しぶりの更新です。
ありがたいことに今年に入ってからのご予約が例年より多くて、書ける余裕がありませんでした。
今月に入ってから暇な波がやってきましたので、久しぶりに少し書いてみようと思います。
さて、今回書きたいことは、鍼灸師目線っていうのもあるのですが、
ちょっと働きすぎはどうなん??変に力みすぎてませんか??頑張りすぎてませんか??
って感じのお話です。
というのも、私自身が今月まで結構頑張りすぎちゃったかなーっていうのもありますが、同時にクライアントさんも同じように頑張りすぎちゃっている方をたくさんみているので、頑張りすぎが目につきやすくなっているのです。
そしてその頑張りすぎって、不調の要素として上位にあがってくるものでもあるんですよね。
「〇〇してはいけない」
「男なら〇〇すべきだ」
「社会人なら〇〇すべきだ」
「自分の成績や評価は下げたくない。ならば〇〇しないといけない」
「○○がないと○○できなくなる」
みたいな、がんじがらめになったまま走り続けると、自分自身の深いところにある本音「ちょっと休もうよ」とか、「あれやりたいんだよー!」とか、「ちーがーうだろ!!」みたいな声を聴けなくなっちゃうことも多々あると思います。
そうなると、体の内外の氣の流れが停滞したり、澱むんです。
これが長く続くと、体の中で火事が起きたり、洪水が起きたりします。
その現れが不調であり、さらにそれが長く続くと診断名がはっきりつくような病気になっていきます。
私の鍼灸院は東京都にあるので、まぁストレスフルな方が多く来られます。
ストレスによる不調って、単純な肉体労働による疲労や不調とは少し違うんですよね。
ストレスは自己の抑圧なので、上記のような自分自身の本音をずーっと抑えていることで起きることも多いんですよね。
いわゆるインナーチャイルドなど様々な表現がありますが、この自分の内にある声を、お金、経済のために犠牲にするのが大都市東京ならではの傾向性でもあるように思います。(東京以外でも多いかもですが)
お金、経済は現代においても大事な要素でもありますが、無理して追いかけ(追われ)続ける苦しさというのもあるように思います。
これがないと生活できないっていうのは、真っ先に頭に浮かびますよね。。。
無いことによる恐れに支配されて、がむしゃらに頑張り続ける。
好きで、楽しんでやっているなら長期間頑張り続けることもできると思いますが、無理にやっているとそんなに頑張れません。
なんか調子悪いなーって思ってたら、いつの間にか鬱になってたり、重たい病気になっていたり、ということもよくあります。
最近ご来院された方で、急に軽やかになっている方がおられました。
経緯を聞いていると、まさにガチガチに固まっていた自分に気が付いた、変なところで力んで頑張りすぎていた等々、
私自身も我が身の事として気を付けないとなー・・・って思えるようなお話だったんです。
私のこれまでの記事にも同じようなことは書いているかもしれませんが(マニアックすぎてそういう内容に読めないものも多々あるかもですが)、改めて気を付けようって思えましたし、読んでくださる人にも「ちょっとのんびりしましょうよ」って言ってみたくなったんです。
自分自身の声を聴く。
簡単なようで以外に難しいかもしれない。
でも、ちゃんとその声を聴きやすくするための方法は、たくさんその辺で言われていますので、自分に合った方法も見つけることができると思います。
その方法も、まずは自分に余白、余力、余裕などといったものがないと気づかなかったりしますので、例えば1日に最低1回でも、ぼーーーーーっとできる機会をつくってみることから始めるとよいかもしれません。
個人的なおすすめは、せめて30分くらいでも時間をつくって、ヨガ、瞑想、気功、呼吸法あたりを試してみるとよいかなと。
これらはありがたい事にYouTube等でたくさんありますし、短時間のものも多いので、体験するにはちょうど良いかもしれません。
一日ごとにローテーションで回してもよいと思いますし、10分区切りで3種類取り入れてもいいかもしれません。
要は、まずは自分自身に向き合うことを習慣にする。
無理して向き合うというニュアンスではなく、自分に優しくしている、その優しさを感じるというような意識をしてみることかなと思っています。
その習慣が、いずれはちゃんと自分自身に集中し、癒されるという深みをもたらせてくれるはずです。
実際、そんな風に習慣にしていき、力みを抜いて過ごせたり、頑張りすぎない方がかえってパフォーマンスも上がったり、元気になったり、幸福度も感じやすくなるなど、様々な良い波にのれます。
人それぞれ入り口や取り組み方なども自由ですので、ピンとくるものがあったら何でもやってみるとよいかなと思います。
さぁ、積極的に休んで脱力しましょう!笑
最後までお読みくださいましてありがとうございました。
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