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2022年8月11日 19:14
蝉の声が響いている アスファルトが滲んでいる汗に濡れたTシャツが 体にへばりついている全てがどうでもよくなる 全てが面倒臭くなる全てを夏のせいにして 全てを放り出そうとする水を奪いとるこの暑さが険しいのは嘘じゃないが心が渇いてしまうのは夏のせいじゃなく僕のせいだやけついたって 倒れてだって地べたを這って愛を歌う干からびたって この残骸が君への愛を証してくれるから飲み残しの
2022年7月2日 23:40
どんな顔して君に手渡そうか迷っているよろこんでくれるといいな このプレゼント思い出すよ 二年前の誕生日すっぽかして買ったっけ? 一日遅れのバースデーケーキどんな単調な日々でも輝いて見えるのは君がそばにいてくれるからなんだたまに喧嘩してほとほと厭になってしまうけど嫌いになれやしないんだな ホント何でだろう?「誰か」じゃなく君がいることで僕は頑張れる君にとっても僕が同じ風であ
2022年1月9日 23:49
難しい顔して考えているふりしてそのじつ何も分かっちゃいない君の目を見るたびうろたえてばかり所詮見かけ倒しの男さ 今僕の前にいるたった一人の君の心を動かせないで何が音楽なんだ!?他は何も考えないでこの一音にすべてを乗せて君の胸のその真ん中を震わせるような歌を奏でたいたとえば何週間もカンカン照りが続いて心まで渇きそうな日でも恵みの雨のように干上がった魂を優しく潤せたならいい
2021年11月16日 17:32
この胸の内の儚い愁いを記憶の海に沈んだ恋を忘れさせてよ 紺碧の空に臨むこの街の風に優しく抱かれたこの刹那に心地良い日差しと潮の香りに誘われて足を踏み入れた街真紅の太陽と琥珀の月に照らされた街路妖しく咲き乱れる花に緑道を舞う小鳥の歌絵に描いたような美の世界が燦然と耀う遠い国の古い戯曲のように激しく身悶える想いはかくも美しいものに触れようと干きもせずむしろ満ちていく黄昏を越
2021年3月22日 22:18
鬱蒼とした高層ビルの群れ汚れた空気を吸うために今日も僕は満員電車に乗ります駅裏の風俗店からは訳のわからない匂いが朝のだるさと共に漂ってきます都会の暮らしは嫌じゃありませんが時々すべてが歪んで見えます夢に描いていたものは手にした瞬間から色褪せるものですあれほど欲しがっていたものですら今はわずらわしいのです君は今でも元気でいますか?例のクセはもう治りましたか?最近目が
2021年1月3日 21:50
2020年末、1つの曲を書きました。タイトルは「Difference」。「違い」という意味です。僕たちは、それぞれ違います。外見から、価値観のような内面まで。1人として、同じ人はいない。当たり前のことですが、その当たり前の「違い」を、深い「断絶」に変えてしまっている現状があるのではないか?そう感じたのをきっかけに綴った曲です。世界の情勢を見回すとき、ほんのささ
2020年11月8日 22:55
夕暮れに君の影を求めて彷徨うこの街の深い砂漠の只中を勇み足繰り返す己への葛藤悔やんでも悔やみきれぬ過去への悔恨いつも君を頼むばかり 不甲斐ない僕いつか君を包み込める生命になりたい凍えた心に“I love you”響き渡る愛の言葉そっと胸に抱きしめて離さないよ いつも現代の荒波に胸を痛めても自己犠牲の精神は握り締めていた噛み砕いて消化された苦痛を隠し何もかも上手くこなす