ホテルサービス その387 - 美酒泡盛 -
ホテルマンの興味探究心は留まるところなく気になるものは自分の足を運び知識とする!
かつて琉球王国として栄え貿易の要でもあった沖縄🗾は日本であり日本では無い。
土地の伝統的な酒は泡盛。
世界のお酒が飲める日本において泡盛は香りとアルコール度数高く敬遠される方は少なくないのかもしれません。
凄く個性的なお酒はカビ臭いや土臭いに汗臭いその他の感想を含めよい香りの表現は見出せないのが泡盛でもある。
でも酒飲みはいとも簡単に馴染み飲み干す猛者も少なくないのは歴史が物語る(^^)
人も癖が強いほど付き合い深いもの(о´∀`о)
泡盛というものは甘薯とサトウキビから作られる焼酎に近いお酒なんですが…
私達が知っているものは表記に従い全てタイ米を使っているのはご存知のこと。
いつの頃からか?甘薯から原料はタイ米に代わってしまい私達が知る泡盛として普及している事に疑問を感じて欲しいのです。
元来泡盛は甘薯とサトウキビから作られていましたが!いつの間にタイ米(輸入)になってしまったのか?
史上より紐解いてみました。
琉球王国として栄えていた当時🚣
海運物流が盛んだったことは歴史に詳しい。
当時の交易は日本へ中国に台湾とタイ王国などが主な取引先でありました。
その中でも「琉球王国よりタイ王国の方が人件費が安く当時日本の人件費のおよそ1/4だったことが強く関係しています。
悲しいかな今もその賃金格差は埋まらないものの「泡盛」として確立された日本に向けタイ国としては外貨獲得に好都合な訳でもある。
かくして両国のwin Winは時代を醸し刻んで泡盛の原料はタイ米に変わってしまった。。
歴史ロマン〜(^^)
こちらの醸造所は本当の泡盛造りを行なっている石垣島「白百合」の醸造所。
そこを代表する普及品の「白百合」は独特の癖が後を引く石垣島トップの泡盛。
そして再現された銘酒🍶
戦前の泡盛製造に使われていた伝統の黒麹イヌイ菌で仕込んだ特別限定酒44度の泡盛。
通常の黒麹よりも手間をかけた仕込みを行い荒濾過で仕上げることで「イヌイ菌」ならではの風味と「白百合」の濃厚な香りと味を楽しめる力強いお酒として蔵出し。
楽しみな味わいはと言いますと。。
グラスへ注いで直ぐはかなり強いタイ米の香りが44度に煽られ鼻へググっと迫り来る。
口に含めば「白百合」個性の4倍以上は感じる濃さに驚きと、おそらくアルコール度数の高さも関係しているのは明確である。
しかしこれが本物の泡盛なんだ📣と語る様な力強さに自然と笑みが溢れ出る事に(╹◡╹)
しかも米国最大の出品数を誇る展覧会「サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティション 2021 泡盛部門にて。
【ダブルゴールド】【ベストオブクラス】に選ばれた逸品を実感しました。
泡盛飲んで石垣島へトリップ気分✈️
酒と飲食は奥深くやめられませんね(^^)
くう〜〜〜それにしても〜〜
これはクセありすぎる泡盛だことƪ(˘⌣˘)ʃ
クセ×クセ=美酒🍶都合の良い方程式(^^)
あっ昔ながらの甘薯を使った泡盛は「イムゲー」と申し清福醸造所のものが良いですよ。
明日はwebinerについて…
書いて参ります✍️
HOTEL DIRECTOR