【私の仕事】現代の社員旅行とは【福利厚生】
社員旅行はオワコンなのか。
というニュースを読みました。
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この記事を読んでいる方で、「自社制度に社員旅行がある」という会社に勤務している方はかなり少ないのではないでしょうか。
しかし、こういった話題が出るたびに感じることは、「昔だって、多くの会社が社員旅行を催していたというわけではない」と言うことです。
例えば、私が上場一部企業に勤務していた20年以上前でも、社員旅行はありませんでした。(但し、職場で「従業員の慰労会」のようなものを開催する際には、会社として8割程度の補助をする、という制度はありました)
ですので、「以前から社員旅行があった企業は多くなかった」という前提は忘れてはいけません。
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とはいえ、温泉旅館に泊まって夜は酒盛り……という昭和スタイルの社員旅行が好まれないことは間違いないです。
ですが、自分が不快にならない程度の会社へ馴染む行事であれば参加する、という若者が増えていることも事実です。
まずは、社員旅行は、「ベテラン(=就業年数が長い)従業員が、自分たちのために行なう行事」として存在しているのではないことを認識することが重要です。
会社の公的な行事なのですから、自分たちの楽しみということを前面に出すのではなく、新人も楽しめる行事にマイナーチェンジすれば、福利厚生の性質を持っている限り、社員旅行、もしくは会社行事が無くなることは無いと思います。
そして、時代に合わせた福利厚生としての会社行事はこれからも続いていくことでしょう。
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