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【私の仕事】繁忙期に休もうとするZ世代社員への正しい対応【人事労務/働き方改革】
繁忙期に有給休暇を希望してくる従業員がいる。
というニュースを読みました。
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小売業や飲食業・サービス業などは、一日・一ヵ月・一年単位で、繁忙期と閑散期がある業種です。
今の時代、従業員数に余裕のある中小企業はほぼありませんから、繁忙期に休む従業員数はなるべく減らしたいのが、会社運営の観点から考えるとホンネになります。
ニュースタイトルに「Z世代」と書いてあったのですが、これは、若い人でも年配者でも、年齢に関係ない問題です。
恐らく、著作者かポータルサイトの方が「Z世代と書いた方がインパクトがあるよね!」などと考え入れ込んだのでしょうが、管理監督者、もしくは人事部の方でしたら頭の痛い問題だと思います。
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繁忙期にも有給休暇の取得を申請してくるという従業員は、年配の人間よりも若い従業員が多いことは、私の経験上間違いないです。
会社としては、この状況について対応しなくてはいけないのですが、この時に行なってはいけない対応が、
「いままでやっているから」
「みんなもやっているから」
という理由で、従業員に希望を変更させることです。
「いままでやっているから」「みんなもやっているから」という理由=会社の空気を読む、ということで納得させようとしても、空気を読むことが出来ないから・空気を読まずに行動を行うことが出来る従業員が、このような申請をしてくるのですから、それを理由にしても、希望は変更されませんし、変更させられた!ということで不平不満が多く溜まってしまいますので、一番の悪手といえます。
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しかし、上記の出来事について、
「Z世代(若い世代)だから仕方ない」
「そういう考えが蔓延しているのが今の世の中だから仕方ない」
というように、諦めの雰囲気を出すこともおかしいと言えます。
この雰囲気になってしまうと、
繁忙期の有給申請=空気の読めない従業員のみの特権(=特定の従業員しか出来ない)
ということになってしまい、その他の従業員(=会社運営に理解のある従業員)が不利益を被ってしまうという、オカシイ状況になってしまいます。
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そして、ニュースや新聞などで、「有給休暇は従業員の権利」と広まっている現在では(学校の授業で学生のうちに学習している場合もあります)、「繁忙期と言えども有給休暇を申請してくる従業員がいる」という前提で、会社運営を進めなくてはいけません。
では、どのようにして、この状況に対応するかというと、基本は、
従業員が被る不利益は、(出来るだけ)平たんにする
仕組みを作るということです。
私自身、小売業の管理監督者で勤務していましたので、上記経験はたくさんあります。
法律だけで考えるのではなく、働いている従業員の性質も考慮に入れて、会社運営を円滑に進めましょう。
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今回の画像は【ia19200102】さんからお借りしました。ありがとうございます。
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