1日、好きに過ごしていいよと言われたら②
前回の記事「1日、好きに過ごしていいよと言われたら」の続きです。
さーて、ずっと気になっていた目黒区に2つある古民家のうち1つ、「すずめのお宿」に向かって歩き出します。
その道中にある公園で一休みしようかな、なんて思って自由が丘を後にしようとした矢先。
おや、こんなとこにすっごい美味しそうな焼小籠包屋さんが。自由が丘は誘惑が多い。よし、ここも今度こよう、とGoogleマップに保存。(ちゃっかり、後日、本当に行きました。めっちゃ美味しくて超オススメです!!)
私、大学時代には池袋の焼小籠包屋さんによく行ってて。上海でもいっぱい食べたな。ほんっとーに、焼小籠包っておいしいんですよ。ふにゃふにゃのたこ焼きより銀だこのカリッとしたのが好きな人は、蒸小籠包より焼小籠包の方がヒットするはず。是非。
で、ですね。中根公園に来ました。
昼下がりの今、人はほとんどいない。保育園児も今は昼寝時間だしね。
ここでベンチに座ってノートタイム。(以下、その時のノートを転載)
ーーーー
駅前の喧騒から離れた公園。
散歩は楽しい。ホッとする。人いない。
私は人間と関わるのが好き。
でも、今は、鳥の鳴き声、金木犀の香り、
葉が風で揺れるサーって音。
全てが美しくて、涙が出る。
東京でも自然は人間関係なしでも育ってくれる。
おかまいなしで、ただただ、「生(いのち)」をまっとうしてる。
狭くなっても、空気が汚くなっても。
素敵だな。なんて強いんだろう。
(センスオブワンダーに書いてたみたいに)地球がここに来てよかったね、って祝福してくれてる。全ての生命が。大地が空気が、本当は、生きるために必要なものは、全てここにある。ないものはない。本当は。
よし、歩こう〜〜。
ーーーー
って書いてました。
だいぶ支離滅裂だけど、読み返すとその時の気持ちが蘇ってきます。なにかが込み上げてくる。
で、その後、すずめのお宿に到着。
家屋の前には、お手入れしてるおじいさん、おばあさん。ボランティアなのか、目黒区から委託されている市民団体なのか。とても人がいい感じ。
「初めてですか?」
「初めてです。」
江戸時代中期の母屋を移築したんだって。
目黒区の管理だからか、無料で開放されていて。
もちろんおばあさんも無料で案内してくれた。
温かいお茶を出してくれたり、説明してくれたり。
「ここで沸かした、鉄分たっぷりのお茶よ」と。
家の中は暗い。
陰翳礼讃(いんえいれいさん)とはこのことだ。
全てが飴色で黒くて美しいなあ。
中にある机は一枚板。
外と内があいまいな日本家屋。
断熱性なんてあったもんじゃない。
風が吹き抜ける。
すごーく気持ちいい。
だれもいない。
しばらく家屋の中で、一枚板の上でノートタイムをさせてもらう。
おばあさんがほうきを掃く音がシャッシャッと心地よい。
都会のオアシス。平和だな。
日本が残ってる。
いや、日本という国家というより、この土地で住んでいた人の知恵が、美学がただただ味わえる。そのこと自体がなんて奇跡で美しくて儚いんだろう。
ずっと残っていて欲しい。
また、このおばあさんに、竹林に、一枚板に、この音達に会いたいな。
本当に、センスオブワンダーに書いてあった通り。
風が吹いて、木の枝や葉が揺れるだけで、「ここにきてよかったね」と、地球に生まれてきたことを祝福されている気持ちになる。
ノートタイムを終えて、そろそろ家に帰ろうかな。
スズメのお宿の竹林をぐるっとして帰ろうとしたら、焚き火をしている方がいて、近づいてみてみたら「よかったら一緒に焚き火しませんか?」と誘われる。
内心「ええ〜っ。」とドギマギする私。
つづく。
---
中目黒で、「デジタルで忙しい毎日に、アナログでゆったりな時間を。」というコンセプトで「筆かふぇ」というカフェをやっています。
新月には、直感で筆と紙を選んで手ぶらで書きたいものを。
満月には、ノートや手帳を元にお客様ご自身の体験をみんなでシェア。
詳細は、HPまたはインスタグラムをご覧ください。
▶︎営業日
新月・満月近くの昼下がり
▶︎場所
中目黒駅徒歩10分(Under the mat)
中目黒3丁目6-7 河田ビル2階
#モーニングページ#ジャーナリング#手帳タイム#ノートタイム#手帳術#ノート術#ノートワーク#手帳好き#手帳の中身#手帳ワーク#ノートの書き方
#ノートの中身#手帳の書き方
#中目黒カフェ#着物が好き #デジタルデトックス #瞑想カフェ#書道好きな人と繋がりたい#習字好きな人と繋がりたい#アナログが好き#マインドフルネス
#古いものが好き#江戸時代が好き#ヴィンテージ品#オーガニック茶#無農薬茶#写経#写経好きな人と繋がりたい#手紙をかけるカフェ
#普段着物 #庶民着物