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起業当初に知りたかった「スキル、資金、仲間」の3ステップ戦略

ビジネスを始めるときに多くの人が抱える悩み、それは「何から始めれば良いのかわからない」ということではないでしょうか?

『どこから手をつければいいかわからない』
『どんなスキルを身につければいいかわからない』
『起業に仲間は必要なのかわからない』
『まず資金はいくら用意すべきかわからない』

何が必要で何をどこから手をつければ良いのか迷ってしまいますよね。

僕自身も10年以上前に起業しましたが、がむしゃらに手探りでなんとなくの順番でやっていました。

なので、僕がビジネスを始めたてのときに知りたかったなと思う内容をまとめて共有します。

ビジネスに必要な3つの要素

まずはビジネスを始め、発展に欠かすことの出来ない3つの要素を知りましょう。

○起業(ビジネス)で欠かせない要素
1.スキル
2.資金
3.仲間

この3つの要素はビジネスを始めたり、事業を大きくして行く際に必ず必要になります。

そして起業のステップとして理想的な展開は

「スキル → 資金 → 仲間」

この順番でアクションを組み立てることを意識するといいです。
では1つ1つ解説していきます。


Step1:サイエンススキルとアートスキルを磨く

スキルがなければそもそも収益を生むことができません。収益を生まない人間に資本が集まることもありませんし、パートナーや部下などの仲間も集まりません。

なので最初に身に着けるべきはスキルです。もちろんスキルが無いけれど仕事が受注できてしまう珍しいパターンもありますが、スキルがなければ単発の依頼で終わり、継続的に仕事依頼は来ないでしょう。

ではスキルを身につけるためにはどうしたらいいのでしょうか?

ここで、スキルについてより詳しく説明しますと、スキルは大きく『サイエンス』と『アート』の2つに分かれます。

サイエンスは、スキルの科学的・論理的な部分です。
アートは、感性や創造性の部分です。

例えばホームページ制作というスキルを身につけるときに、ホームページの構成は論理的に学べるのでサイエンス領域です。

しかし、ホームページ上でどんな言葉を使うとお客様に読んでいただけるかは感覚的な部分大きいのでアートになります。

Step1-2:座学と実学でスキルを身につける

このように各スキルに対して、サイエンス部分とアート部分があるのですが、その中でも『座学』と『実学』にわかれます。

座学とはその言葉の通り、お勉強をしっかりして身につけるスキルです。

「経営は実践でしか学べない」とか言いますが、これは間違いです。

事前に知っておかなければならない知識はたくさんあり、座学で身につけておくことは欠かせません。

会社法を勉強せず、いきなり実践から入ったらトラブルだらけになります。マーケティングであっても仕組みの論理構造を理解しなければ使いこなすことは出来ません。


実学もその言葉通り、実戦経験で学ぶスキルですね。

いくら知識で『コスト削減しましょう』と知っていたところで、どのコストを削減するのか的確な判断は実際にやらないとわかりません。

例えば、従業員が10人いて、それぞれに役割がある場合、誰を首にすればいいか?ということです。

単純に利益を生んでいない人がダメなのかというと、経営はそんな単純なものではありません。利益を生んでいないが社内の潤滑油になっているケースもありますから。

つまり、スキルには

『サイエンス』&『アート』・『実学』&『座学』があるのでバランスよく磨くことを心がけましょう。

Step2:自己資金を貯める

スキルが一定レベルに達してきたら、次は資金集めです。
事業を軌道に乗せ、さらなる成長を目指すためには、ある程度の資金が必要不可欠です。

例えば集客の場合、昨今SNSでの集客が流行っていますが、SNS媒体を育てるには時間がかかります。

しかし、資金があり広告にお金を使えるのであれば、広告で集客ができるので事業の成長スピードが違いますね。

あとは資金があれば従業員も雇えるので数多くの人間を扱えるようになるとその分成長スピードが早いことは容易に想像できるでしょう。

なので、事業資金を多ければ多いほど打ち手が増えるので用意したいところです。

とはいえ、いきなり投資家から大金を調達するのはハードルが高いですよね。
まずは、自分の力で稼いだお金を大切に貯めていくことから始めましょう。

事業で利益を出せるようになれば、自然と自己資金は潤沢になっていきます。
加えて、金融機関からの融資を受けやすくなったり、投資家からの出資を得やすくなったりと、資金調達の選択肢も広がっていくはずです。

ただし、自己資金と他人資金のバランスには注意が必要です。レバレッジを効かせるために、ある程度の借り入れは必要でしょう。

しかし、返済能力を超えた借り入れは、事業継続のリスクにもなります。事業の成長スピードと、資金繰りのバランスを取ることが肝要だと覚えておきましょう。

Step3:仲間を集める

事業がある程度軌道に乗ってきて、資金的な余裕が出てきたら、次は「仲間集め」です。

僕自身10代でビジネスを始めたこともあり、1人で全ての業務をやっていた期間が長いのでわかりますが1人で様々な業務をこなすには限界があります。

1人でのビジネスは事業拡大スピードも遅いですし、スキルに限りがあるので受注できる業務内容も範囲的です。

他人に任せるとクオリティが落ちるとか、他人に任せるより自分がやった方が早い。自分でないとこの仕事はできない。

なんて思うこともありますが、大半のことは他人に任せられるので、最初は怖いかもしれませんが他人に任せられるところは任せるようにしましょう。


ビジネスをする上で欠かせない仲間は2種類です。

『パートナー(一緒に事業を作る仲間)』『部下(事業を支える仲間)』です。

パートナーは、自分と同じくらいの経営スキルを持ち、同じビジョンを共有できる相棒です。互いの得意分野を生かしながら、対等な立場で経営に取り組む仲間を見つけましょう。

一方、部下は事業運営を支えてくれる戦力です。
パートナーほどの経営スキルは求められませんが、自社の理念に共感し、ミッションに忠実に取り組んでくれる人材が理想的です。

陥りがちな失敗が、「この2つの仲間の役割を取り違えてしまう」ということです。

パートナーに部下の仕事を任せてしまったり、部下をパートナー扱いしてしまったりすると、組織のバランスが崩れ、チームワークが乱れてしまいます。

それぞれの役割に見合ったポジションと待遇を用意することが、経営者として重要な仕事の1つだと心得ておきましょう。

お互いの得意分野を活かし、弱点を補い合える仲間を見つけられれば、
事業の成功確率はぐんと高まるでしょう。


足りない要素を見極めよう

以上が、「スキル → 資金 → 仲間」という起業の3ステップでした。

もちろん、この通りの順番に進むとは限りません。資金が先に集まることもあれば、パートナーと早い段階で出会うところから始まることもあるでしょう。

大切なのは、自分に何が足りないのかを常に意識し、戦略的に動くこと。

「今はスキル習得に集中しよう」
「資金は潤沢になったから、仲間を集めるフェーズだな」
など、その時々で優先すべきことを見極める力が問われます。

最初は小さく始めても構いません。自分にできることを着実に積み重ねながら、少しずつステップアップしていけば、いつかは大きな成果につながるはずです。

”スキルを磨き、資金を得て、仲間を集める”これを意識することがビジネスで結果を出すための王道戦略です。

身につけるべきスキルは人それぞれだと思いますが、経営者として全員が身につけるべきすきるは以下の5つだと思います。

1.マーケティング
2.セールス(販売)
3.マネジメント(管理)
4.オペレーション(業務)
5.ファイナンス(財務)

上記については需要があれば書こうと思います。
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