古(いにしえ)を稽(かんが)える #95 稽古
武道の世界で良く用いられる守破離(しゅはり)という言葉があります。
守(しゅ)とは、何事も最初に基本を身に着けることの大切さを説いています。
破(は)とは、基本の応用のことであり、基本なくして応用は成り立たないことを意味しています。
離(り)とは、これまで学んだ基本と応用から、独自の形に発展させることを意味します。
この上達の過程を 守、破、離の三文字で現しています。
そして、それぞれの過程で共通するのが、稽古の大切さです。
スポーツなどで、試合に向けて取組むことを練習