「じゃがいも」のお寺話57 西本願寺と東本願寺(3/3)
本願寺が京都に移った1年後(1592年)顕如が急に亡くなります。長男の教如が本願寺の後継者に決まり豊臣秀吉も認めます。
しかし顕如の妻の如春尼が顕如の遺言が見つかり、三男の准如が後継者であると主張します。豊臣秀吉は申し出を無下にせず教如、准如、如春尼の3名に会って話し、長男の教如が後継者になったばかりなので、あと10年はこのまま長男の教如が後継者となり、10年経ったら三男の准如に宗主を譲ることを提案し1回は3名とも合意しました。後に教如の側近が遺言は偽物であり10年の期限は無