いず

趣味で書いてます。日記のような何か。

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記事一覧

短歌 ⒈

* 分厚い手 私の手とは ほど遠く ほんとに遠くへ 行ってしまったね * 流れてる 体の中の 赤い泥 ザラザラしてる ドクドクしてる

いず
1年前
1

小説 ⒈「猫」

 街の喧騒。  僕は今、渋谷のスクランブル交差点を見ている。沢山の人が交差し歩いていく。何をしているのかわからない人たちばかりが歩いている。ここにいるみんな仕事…

いず
1年前
3

見ようとすること

迷う時間

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2年前
1

手元に、演劇を

ー配信終了しましたー アーカイブとして、戯曲を読む事が出来ます。 座・高円寺 公開講座 「〈映像配信〉をやってみる」  CAMERA Theater  カメラの前に立ってみる演…

いず
2年前
2

【絵本】『月夜とめがね』小川未明、げみ(絵)
おばあさんが綺麗な月の晩に縫い物をしている所から始まる。尋ねてくる人などいないという事を語るところから始まり、その後で人が尋ねてくる。
来るはずのない者への驚きや、恐怖や、嬉しさが一気に来る。むず痒く温かいお話だった。

いず
2年前

映画「名付けようのない踊り」感想

感想を書くことにも気力がいる。 その事をどうでもいいと思える作品に出会う。 その数を一生かけて増やしていけたらいいなと思う。 田中泯さんというダンサー。 この映画…

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2年前
7

小説「海辺のカフカ」感想

海辺のカフカおもしろかったー。 ああ、面白かった。 15歳の頃は、皆んなあんなにも破壊的な脳内になるものなのだろうか。 世の中の人たち、皆んなどうなんだろう。 カ…

いず
3年前
3

【映画】『リリーのすべて』2015年、イギリス映画、トム・フーパー監督
原作は世界初の性別適合手術を受けた人物・リリーエルベを題材にしている物語り。夫と妻の関係があって、性別という事があって、そういう境界線を感じながら、目の前に起こる少しの変化も、新しく受け止めていくようだった。

いず
3年前
2

【絵本】『題のない本』エドワード・ゴーリー、柴田元幸(訳)
じわじわくる絵本。楽しい。よく分からない生物。見たことあるようで無い生物が描かれている。最後「hoo.」でおわる感じに落ち着く。思い出すのは孤独を感じていた頃の事。空想や想像する事の楽しさ。結構それで満たされるって事。

いず
3年前
1

【絵本】『蒼い時』エドワード・ゴーリー、柴田元幸(訳)
今後も時折読みたいと思う絵本だった。今起こっている現実のよく分からない事とか、何でも、面白がる事ができればいいんだと思った。好きな言葉は「生きることじゃなくて、生きてもらうことが大事なんだ。」生きている奇跡に目を向けた視点。

いず
3年前

絵を描きました。 友達が絵を見て、私にも描いてと言ってくれたので描きました。 その人をイメージして描きました。 人に対して気持ちがある状態は私にとってはポジティ…

いず
3年前
2

【絵本】『ともだちのいす』内田麟太郎(文)おくはらゆめ(絵)
食物連鎖を通して友達とは何かを考えるという斬新さ。王道なんだけれど斬新に感じた。絵は可愛いらしいけれど、登場人物の居方・目線がリアルに感じた。そのリアルさはスリリングにさえ感じた。可愛い絵のタッチであそこまでのギャップ

いず
3年前
3

【絵本】『ちいさいきみとおおきいぼく』ナディーヌ・ブラン・コム(文)オリヴィエ・タレック(絵)礒 みゆき(絵)
相手の素性が分からなくても、出で立ちだけで理解し合えるっていいな。大きさが違うから、わかりやすく違いはあるけれど、だからこそ見ようとしないと見えてこないのかなと思った。

いず
3年前
1

【絵本】『ぼくたちが越してきた日からそいつはそこにいた』ローダー・レヴィーン(文)エドワード・ゴーリー(絵)柴田元幸(訳)
ぼく(兄)という視点で文章は書かれていて兄は弟の行動を語り、弟と「そいつ」の動向を語る。絵は兄の視点とは別の視点で描かれている。

いず
3年前
1

2020.11.30にnoteを始める

友人「テーマ決めてみれば?」 私「あーん、テーマはこれからnoteでしたいこと。」 友人「なるほどね?」 ・・・ 絵を描くのが好きなので、アイコンをnote用に新規に書…

いず
3年前
3
短歌 ⒈

短歌 ⒈



分厚い手
私の手とは
ほど遠く
ほんとに遠くへ
行ってしまったね



流れてる
体の中の
赤い泥
ザラザラしてる
ドクドクしてる

小説 ⒈「猫」

小説 ⒈「猫」

 街の喧騒。
 僕は今、渋谷のスクランブル交差点を見ている。沢山の人が交差し歩いていく。何をしているのかわからない人たちばかりが歩いている。ここにいるみんな仕事をしているんだろうか。平日の昼間にはこんなにも沢山人がいるんだ。
 この交差点を中心に地球は回っているみたいだ。
 学校を休んで良かった。こんな所が世界の中心だったなんて、そんな事皆んな知らないんだ。
 スマートフォンに着信が入った。画面を

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手元に、演劇を

ー配信終了しましたー
アーカイブとして、戯曲を読む事が出来ます。

座・高円寺 公開講座
「〈映像配信〉をやってみる」
 CAMERA Theater
 カメラの前に立ってみる演劇祭🏮


 『2月1日』井筒彩夏
 dance-media.com/za2022/


文章を読むのに約10分。
映像を見るのに約10分。
(映像は期間を過ぎたのでみれません)

⏳計20分程の作品です。

家で、

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【絵本】『月夜とめがね』小川未明、げみ(絵)
おばあさんが綺麗な月の晩に縫い物をしている所から始まる。尋ねてくる人などいないという事を語るところから始まり、その後で人が尋ねてくる。
来るはずのない者への驚きや、恐怖や、嬉しさが一気に来る。むず痒く温かいお話だった。

映画「名付けようのない踊り」感想

感想を書くことにも気力がいる。
その事をどうでもいいと思える作品に出会う。
その数を一生かけて増やしていけたらいいなと思う。

田中泯さんというダンサー。
この映画を見るまでは知らなかった。
映画館に行った時、この映画のダイジェスト版が映画館のホールで流れていた。友達と釘付けになった。
そしてチラシを持ち帰り上演の日を待った。

チラシの表・裏、そして中のデザインもとてもエネルギーがあるデザインだ

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小説「海辺のカフカ」感想

海辺のカフカおもしろかったー。

ああ、面白かった。

15歳の頃は、皆んなあんなにも破壊的な脳内になるものなのだろうか。

世の中の人たち、皆んなどうなんだろう。

カフカは男だけれど、私はあの人の感覚に共感する。

一番好きな場面は、目が覚めるとカフカが神社の木の下に倒れていて、シャツに知らない人の血痕がついている。そこから始まる場面。

色んな話が展開されていく中での、
あの唐突さ。

あの

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【映画】『リリーのすべて』2015年、イギリス映画、トム・フーパー監督
原作は世界初の性別適合手術を受けた人物・リリーエルベを題材にしている物語り。夫と妻の関係があって、性別という事があって、そういう境界線を感じながら、目の前に起こる少しの変化も、新しく受け止めていくようだった。

【絵本】『題のない本』エドワード・ゴーリー、柴田元幸(訳)
じわじわくる絵本。楽しい。よく分からない生物。見たことあるようで無い生物が描かれている。最後「hoo.」でおわる感じに落ち着く。思い出すのは孤独を感じていた頃の事。空想や想像する事の楽しさ。結構それで満たされるって事。

【絵本】『蒼い時』エドワード・ゴーリー、柴田元幸(訳)
今後も時折読みたいと思う絵本だった。今起こっている現実のよく分からない事とか、何でも、面白がる事ができればいいんだと思った。好きな言葉は「生きることじゃなくて、生きてもらうことが大事なんだ。」生きている奇跡に目を向けた視点。

絵を描きました。

友達が絵を見て、私にも描いてと言ってくれたので描きました。

その人をイメージして描きました。

人に対して気持ちがある状態は私にとってはポジティブな状態なので、こうして絵で具体的に描けると、精神的に健康だなって思います、笑

どんどこ描いて行きたいと思います。

【絵本】『ともだちのいす』内田麟太郎(文)おくはらゆめ(絵)
食物連鎖を通して友達とは何かを考えるという斬新さ。王道なんだけれど斬新に感じた。絵は可愛いらしいけれど、登場人物の居方・目線がリアルに感じた。そのリアルさはスリリングにさえ感じた。可愛い絵のタッチであそこまでのギャップ

【絵本】『ちいさいきみとおおきいぼく』ナディーヌ・ブラン・コム(文)オリヴィエ・タレック(絵)礒 みゆき(絵)
相手の素性が分からなくても、出で立ちだけで理解し合えるっていいな。大きさが違うから、わかりやすく違いはあるけれど、だからこそ見ようとしないと見えてこないのかなと思った。

【絵本】『ぼくたちが越してきた日からそいつはそこにいた』ローダー・レヴィーン(文)エドワード・ゴーリー(絵)柴田元幸(訳)
ぼく(兄)という視点で文章は書かれていて兄は弟の行動を語り、弟と「そいつ」の動向を語る。絵は兄の視点とは別の視点で描かれている。

2020.11.30にnoteを始める

友人「テーマ決めてみれば?」

私「あーん、テーマはこれからnoteでしたいこと。」

友人「なるほどね?」

・・・

絵を描くのが好きなので、アイコンをnote用に新規に書こうと思ってます。
今のは、いつだろ、1年半まえとか。
とりあえずのものです。

何か、テーマがあるといいな。
どうしよう。

そう、絵をぼちぼちあげたいです。

最近ひとに褒めてもらえるから、

褒めるというのか喜んでもら

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