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連載小説 ロックンロール先生

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担任のギャル先生、マリリンが産休に入る。その代わりにやって来たのはマリリンの旦那さんだった。
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#エレキギター

連載小説 ロックンロール先生(17)

「よう、ルーシー、最近レイラ来ないな、ケンカでもしたか?」 先生はいつからか内木さんの事…

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連載小説 ロックンロール先生(16)

ジェフベックは今まで内木さんが教えてくれたロックとは一味違う物だった。僕はアルバムを何度…

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連載小説 ロックンロール先生(15)

あの二人は出来てる、と言う噂が最近広まってるらしい。僕と内木さんは放課後毎日の様に一緒に…

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連載小説 ロックンロール先生(11)

僕はいとしのレイラを必死に練習した。この曲が弾ける様になったのを内木さんに見てもらいたか…

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連載小説 ロックンロール先生(9)

「どしたルーシー?ため息なんか吐いて、さてはフラれでもしたな」 振り返るとロックンロール…

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連載小説 ロックンロール先生(8)

僕は隣のクラスの内木美奈が好きだ。 内木さんは陸上部の長距離の選手。すらっとした長い脚で…

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連載小説 ロックンロール先生(6)

いつの間に持って来たのだろうか、教室のアンプは大きな二段重ねになっていた。ロックバンドのステージで見覚えのあるこのアンプがマーシャルと言うメーカーの真空管アンプである事も先生から教わった。 ギターはサンバーストのフェンダーストラトキャスターにホワイトが加わり二本に増えていた。 アンプのボリュームの2の所にビニールテープで「ここまで」と書いてある。これは僕達が貼った。ボリュームは2まで、アンプを使って良いのは放課後だけ。僕達は他のクラスに配慮して自分達でルールを作った。

連載小説 ロックンロール先生(5)

ロックンロール先生は英語の先生だ。 一応進学校と呼ばれている僕達の高校は、三年の一学期で…

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連載小説 ロックンロール先生(4)

「やめなさーい!ほらみんなクラスに戻って!もう何なのよ、全く!六田先生!後で来てください…

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連載小説 ロックンロール先生(3)

先生は黒板にチョークで大きく「ロック魂」と書くと、アンプのボリュームを最大に上げた。 「…

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連載小説 ロックンロール先生(2)

「今日からマリリンの旦那さんが来るんだって」 「どんな人なんだろう、マリリンと同じでぶっ…

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