若き多感な頃の恋と友情のちょっと切ない話は 誰でも共感すると思う なぜか読後は心地良ささえ感じる

　インスタグラムで、私の新刊「ボブ・ディランとジョン・レノンでは世界を語れない」の感想を早速、いただきました。
　ありがとうございました！

hobbyjoji5653様

「ボブ・ディランとジョン・レノンでは世界を語れない」
緒　真坂
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1978年、ボブ・ディランが初めて来日した時
“日本で何がしたいか？”の質問に
“日本の川の流れが見たい”
と答えていたのを鮮明に覚えている

高度経済成長の煽りを受けて
その頃の日本は公害汚染が酷い頃で
僕は中学生ながらとても恥ずかしい気持ちになった

東京にも行った事がない
武道館なんて足を踏み入れるには恐れ多い場所
そんな思いで初来日コンサートに一人で行った

今では
初来日コンサートを観たこと
誕生日が一緒なこと（ずっと後に知った）
が何となく自分の身近に感じ自分の誇りのように感じてきた
そのくらい僕はボブ・ディランが好きだった

A Hard Rain's a-Gonna Fall

Maggie's Farm

All Along the Watchtower

Hurricane

The Times They Are A‐Changin’

名曲の数々は今でも僕のバイブルだ

本書は初読みの作家さん
もうタイトルで即買いした
本書にはディランもジョンも出てはこないけど
音楽に精通している作家さんなので
このタイトルの意味を深読みしてしまう

若き多感な頃の恋と友情のちょっと切ない話は
誰でも共感すると思う
なぜか読後は心地良ささえ感じる

掌編の「ロボットです」もシュールでとても良い

そう言えば
昨年4月にボブ・ディランは来日の予定だった
チケットを購入していたが
コロナ禍で延期→中止となってしまった

観れなかったことは残念だけど
ディランに
綺麗になった日本を見せてあげられなかったことが悔やまれる

今日はボブ・ディランの80回目の誕生日

今日はひたすらあなたの曲を聴きまくりますよ
HBD

記念すべき日に本書を読めたタイミングに感謝

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