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オールステンレスの「せいろ」で、気軽に「蒸し」を日常に。

「丁寧な暮らし」の代表格、蒸篭(せいろ)。
今や無印良品でも手に入るほど人気ですよね。

ただ、なんとなく敷居が高い気がして、まずはせいろについて調べてみることにしました。

衣食ジユウから見た、せいろのメリットとデメリット

メリット

  • 調理時間が短所され、洗い物も少ない。

  • 茹でるより食材の栄養が残りやすい。

  • お肉や魚の油が適度に落ちてヘルシーに。

  • 水分を利用して蒸すため、素材の旨みと甘みが引き立つ。

  • 木の香りが楽しめる。

デメリット

  • せいろのサイズに合わせた鍋や蒸し板が必要。

  • 必須ではないが、蒸し布が必要。

  • 種類があり、自分に合ったものを選択しないといけない。(杉、竹、ひのき など)

  • お手入れ方法や保管方法にコツがいる。(乾燥が不十分だと、カビが発生する恐れがある…など)

  • 洗剤では洗えない。

メリットとデメリットを整理していくと、デメリットの方が大きく感じられました。
「せいろのために新しい鍋や蒸し板を買うのは違う気がするし、加熱殺菌できるとはいえ、洗剤で洗えないのは衛生面で不安。お肉や魚の調理をためらってしまいそう‥」
そう考えているうちに、なんだか面倒になって、一旦購入を諦めることにしました。

またせいろが欲しくなる

しばらくして、またせいろが気になり始めた私。

「せいろより手軽に使えて、お手入れしやすい蒸し器はないのか」
と探していたときに見つけたのが、オールステンレス製のせいろ

内径20センチ程度のコンパクトサイズで扱いやすく、煮たり揚げたりできる下鍋もついてくる。
オールステンレス製だから、熱伝導が良く失敗もしづらいとのこと。
木の香りは楽しめないけど、これなら錆びにくくてお手入れもしやすい。
このまま食卓に出しても違和感のないスマートな見た目も気に入り、購入することにしました。

工房アイザワさんのステンレス製スチーマー

実際に使ってみて思うこと

1.蒸すだけでヘルシーなごちそうに 

仕事で帰りが遅くなった日でも、とりあえず蒸すだけで美味しいご飯にありつけるのが最高です。
蒸している間にタレをつくれば、あっという間に満足感のある食事が完成。
食材を切って冷凍しておけば、あとは蒸し器に放り込むだけ!驚くほど野菜が甘くなり、旨みがぎゅっと詰まった感じに。
特に根菜類や芋類がおすすめです。

2.蒸し汁が絶品スープに

お肉や魚と野菜を一緒に蒸した後、下鍋には黄金色の旨みたっぷりのダシができています。このダシをベースにお味噌汁やスープを作るのも楽しいです。

蒸し料理だった日

ナスの肉巻き&根菜蒸しと酒粕汁
醤油麹ダレでたべる蒸し鮭と餅巾着
洗いもの減らしたい日のワンプレート
根菜&蒸し鶏チャーシューと春雨サラダとなめこ汁

3.感動したのはパンと卵

どんな食材も美味しくなるのですが、一番感動したのはパンと卵。
水分がしっかり入るので、冷凍の食パンやベーグルがもちもち・ふかふかに生まれ変わります。
卵は茹で卵と違って黄身がふわっとしていてみずみずしいです。美味しすぎる‥。

もちもちベーグル。

4.蒸し餃子に挑戦

餃子を作るのが好きなので、蒸し餃子にもチャレンジ。
皮がムチムチでハリのある仕上がり。
焼き餃子や水餃子では味わえない、密度を感じる餃子。お店並みに美味しいです!

愛らしい見た目。
タレがけスタイル。酢コショウで食べるのがすき。

5.やっぱりお手入れしやすかった

気になっていたお手入れも、思った以上にラクでした。油も気にせず使えます。
洗剤でしっかり洗えるので、衛生面の不安もありません。


ステンレス製のせいろは、蒸し料理初心者の私でも使いこなせるくらい簡単で、とにかく買ってよかったです。
10分ほど放っておくだけで蒸し上がるので、忙しくても健康的なごはんを食べたい人にはぴったり。よければお試しあれ。

木の香りがするせいろも捨てがたいので、いつかお迎えしたいなと思っています。

皆さんのお家ごはんに欠かせない調理器具はなんですか?

本日もお疲れ様でした。
ご自愛ください。

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