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読んで震えた…『死刑に至る病』の不思議な魅力|映画も原作も必見!病の真相とは何なのか

ミステリー小説を読みました。スリラー・サスペンスともいえる小説です。作者は櫛木 理宇さんです。

死刑に至る病とはいったい何だろう?そんなミステリアスな展開の小説でした。


連続殺人鬼の榛村(はいむら)大和からの手紙

物語の主人公は、筧井雅也という大学生。もとは神童といわれるくらいの秀才であったが、なぜか途中で失速。今は、何度か浪人をして、あまり偏差値の高くない大学に通っている。

そんな雅也に、榛村大和から手紙が来る。榛村は、同郷でパン屋を営んでいた。村民との信頼も厚く人気があった榛村だが、ある日警察に捕まってしまう。

9つの連続殺人事件の犯人ということのようだ。榛村は成り手の少ない面倒な役もこなす人だったので、同じ村人の人たちからは意外過ぎて驚く始末。

しかし、榛村は、若い男女を見栄えなくじっくり100日くらいかけて拷問して殺すという残忍な手口の殺人鬼であったのだ。

そんな恐ろしい彼の正体と、本当に彼が大それた殺人を犯したのかという信じられない思いから、筧井雅也は、榛村からの手紙を読んでしまったのかもしれない。

榛村からの謎のお願い:大学生なのに弁護士のふりして真実へ近づく筧井雅也

榛村は容疑を認めている。9人の人を意図的に殺しているから、死刑は間違いないと思っている。しかし、榛村には納得がいかないことがあったのだ。

それは9つ目の事件である。彼曰く、9つ目の殺人は冤罪だというのだ。手口が自分のものと全く違うというのだ。。他の8つの事件は、自らが引き起こしているので受け入れられるけど、最後のひとつは自分に身に覚えのない冤罪だというのだ。

最後の1つがなくても、8つの無差別殺人で死刑はほぼ確定なのだが、おまけで一つ増えて甘んじて受ける・・・とはならないようである。

たしかに、それは考えであった。もし、もうひとり犯人がいるとなれば、それこそ取り逃がしてしまい、市民を危険にさらすことになるからだ。

榛村大和は、同じ地域のパン屋の店主だっただけに雅也も世話になっている。昔のよしみで雅也は依頼を受け、1日5分以内の刑務所での榛村の面会を何度もかさね真実に迫っていくのだ。

真実に近づくほどに、自分に起こるある事実

ネタばれはしないけど、少しヒントのタイトル。はたして病とはなんだろうか。

物事の真相に近づいていくと雅也は何かいつもとは違う何かを感じるようになるのです。それは何なのか。いったいもう一人の犯人はどこで何をしているのだろうか。

その何かは、もともと榛村に関係する何かに見えます。そんなサスペンスな展開がこの物語の面白さかもしれません。

あ、なんかじらして終わってそうですね。すみません!!

映画版もおもしろそうな『死刑に至る病』

2022年に映画にもなっている。試しにこちらの作品をみてみた。阿部サダヲさんの演技が怖いくらいあっていて、原作にかなり忠実だと思いました。

岡田健史さんが、事件の真相を追い、そのヒロイン役ともいえるのが宮﨑優さんとの絡みシーンが良かったです。
何がというと原作にはなかったのですね。もっと発展してもよかったのにと思ったのですが、そうはならなかった。

そのファンからの願望といいましょうか、それを実現したのかな?なんて思いました。

#3行日記 :昨日は大ハマりでしたので外で夕食

昨日は、仕事で大ハマりしたので遅くなってしまいました。そんな日だったので外食しました。家に帰って食べるでも良いのですが、なんせ遅くなって食べてすぐ寝ると胃がもたれますので・・・。

実際帰ってきたら、眠たくてしんどくて。そのまま寝てしまいました。
外食にしておいて良かったです。たまの外食はおいしいですね。

大丈夫です。もともと食べる予定だった家の夕食は朝食に変化します。

#1年前 :心はアルミ缶であり生卵でもあります

心はアルミ缶に例えていたようです。アルミ缶に外圧が加わるとどうなるか、握りつぶすとどうなるか。想像どおりつぶれます。問題はそのあとですね。つぶれた缶をもとの膨らんだ形に戻せるかといえば、戻せます。

しかし、戻ったとしてもキズだらけですね。もう一回潰れたらと考えると果たして潰れるだけ?じゃないないような気がして怖くなります。心とは一度潰れると回復はするけど、以前よりも強くはないということです。

苦難を乗り越え強くなるといいますが、耐性があればそう言えるけど、耐性が低いとつぶれて回復がむずかしいダメージを負ってしまうので無理そうと思ったら緊急避難するのはおもいっきり有りだと思います。

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