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ロジカルシンキングで議論を制す!【前編】効率的な議論へのカギは拡大と収束
就活でのグループディスカッション、ゼミの討論会、
そして授業のグループワーク。
自分の意見を述べることが強く求められるようになってきた今の時代、
日常で議論をする場面も多いのではないでしょうか。
そして、一度は出会ったことがあるはず。
「この人めちゃめちゃスムーズに話し合い進めてくれるじゃん。」
そんな、この人がいたら今回の話し合い大丈夫だと
思わせてくれるような人いませんでしたか?
でも、いつまでも凄いなあと思っている側には居たくない。
今度は自分が議論の舵取りを担う番。
さて、本日は日常で多く登場する「ディスカッション」において、
チーム全体に功をもたらす為の効率的に議論を進める
フレームワークを伝授します!
【舞空キャンパス】
大阪の舞洲を拠点に学生たちが自由な発想で創るまちづくりプロジェクト。舞洲と姉妹都市構想として、日本一高齢化社会の本州最南端の大隅地方が繋がり、関西、九州の学生が交流する場にもなっております
改めまして、本日は舞洲部メンバー ハセがお届けします。
この秋からロジカルシンキングを学び始め、
段々とコツが掴めてきたところでアウトプットを兼ねて
皆さんに発信していきます。
実は、今回ご紹介するポイントを学ぶまでの私は、
思いついたことを次々発言し、アイデアは沢山出たけど
結局まとまらず終いということが多かったんです。
「ああ、もう発表まで5分しかない!
とにかく出た意見を順に並べて発表しよう!」
こんな経験今までありませんでしたか?
料理に例えると、せっかくそれぞれの品は上手く作ったのに
盛り付けがぐちゃぐちゃ。それってすごく勿体ない。
与えられた課題に対して時間内にアイデアを出し切り、
チームの意見をまとめて発表。
これが理想ですよね。
実は、多くの人が見落としがちなタイムキーピング。
でもなぜそれができないか。
その答えは
「議論の構成設計ができていないから。」
皆さん、議論を始める第一声、いつも何と発言していますか?
「とりあえず各々思いつくもの出してみましょうか。」
「今回のテーマに対して〇〇さんはどうお考えですか?」
こんな感じで初めている人は要注意。
その前に大事なことがあるんです。
ありますよね?、、、そう。デキる人はこう始めます。
「今回のゴールはこの課題に対する解決策を提示すること。
制限時間は40分なので、最初の25分で意見を出し合って、
残り15分で意見をまとめましょうか。」
そう、まさに
議論の構成設計です。
そしてこの時に抑えるべきポイントが「拡大」と「収束」。
まずは、目指すべき着地点はどこか、ゴールの認識統一をします。
そして、議論を「拡大」、つまりアイデアをより多く出すフェーズと、
ゴールへ向けて「収束」、出た意見をまとめるフェーズに分けます。
フレームワークができたらあとは全員の意見を
まんべんなく聞くファシリテーションに回り、
タイムキーピングをしながら議論を進めていきます。
「何だ、簡単なことじゃないか。」
そう思った方もいるでしょう。
その通り、簡単なんです。
この簡単なフレームワークを意識するだけで
圧倒的に効率が上がります。
90分を超える会議。なかなかまとまらないチーム意見。
そんな無駄とはもう卒業しましょう。
早速、今からこの瞬間からフレームワークを意識して
議論の舵を握るデキる人になってくださいね。
今回の記事では、効率のいい議論を目指す為の
フレームワークをご紹介しました。
では、どうやって議論を拡大させればよいのか。
次回は、その具体的なアプローチ法をご紹介しますので
ぜひ楽しみにしていてください。
また、舞洲部では共に熱く意見を交わす仲間を募集しています。
学生の方はこちらの舞空キャンパスから是非メッセージを下さい。
またこの記事に関してコメントいただければ嬉しく思います。
以上、企業と学生が力を合わせていい街づくりを目指す
「舞空キャンパス」より舞洲部 ハセでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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