プロのカメラマン・フォトグラファーとして「写真撮影でお客様に末永く喜んで頂く」事をひと時も忘れないでおきたい
ご挨拶
タイトルが長い！こんばんはこんにちは、プロのカメラマンをやっています、isasakaです。
関西や東海地方を中心に撮影依頼を請けたり、写真集の販売もしています！isasakaです！
自分は何のために仕事をしているのか。
もう早速本題に入りましょう。
もちろん仕事というからには売り上げが必要です。これは今後私が生活する上でなくてはならないものです。お金は大事。間違いない。
ですがこれは何のお仕事にも当てはまるはずです。
写真撮影でお客様に末永く喜んで頂く。
それが、私のプロのカメラマン・フォトグラファーとしての矜持。というとちょっとカッコつけたように大袈裟かもしれませんが…タイトルの通り忘れないでおきたい事です。
正直に言うとプロカメラマン・プロフォトグラファーは特に必要な国家試験がある訳ではありません。
プロには技術があろうが無かろうが誰でもなれます。というと語弊があるかもしれませんが、プロを名乗れます。
そういう私も写真学校を卒業した訳ではなく、デザイナーを経て必要に迫られ写真を撮るようになり、気づけば写真スタジオ・写真館・フリーランスとして働き現場で経験を積んだ、いわゆる「叩き上げ」タイプのカメラマンです。
さて、そんな私ですが先日、いつのまにか10年以上カメラマンをしていた事に気付きました。時が流れるのは早いですね。
先程も書いたようにプロのカメラマン・フォトグラファーになる試験がある訳でもなく、学校を卒業した訳でもなく、日々勉強の日々ではありますが、プロとしての自覚なく仕事をして来た訳ではありません。
プロとしての自覚をもって仕事をしてきました。
しかし昨今…というよりは以前から存在していましたが、プロ意識のないカメラマンが増えていないか？そう感じる様になりました。
わたしがいわゆる老害化したのでは？とも感じてあまり発信していませんでしたが、もうこれだけの期間カメラマンなのだから少しくらい苦言を呈しても良いじゃろう。ふぉっふぉっふぉ。という訳です。
話が逸れました。よく逸れて戻らなくなります。時を戻そう（懐かしい）
写真撮影でお客様に末永く喜んで頂くとは
もちろん私個人の意見ですが、
「10年後、20年後に見返しても嬉しくなるような写真と撮影時間を提供すること」です。
欲張り過ぎかもしれませんが…
最初の数年は目の前の撮影に必死だったのでそこまで考えて撮ってなかったと告白しておきます。ですがカメラマン・フォトグラファーとして3～5年目になる頃にはそういった様に感じていました。
少し私の思うところを書いてみますね。
何年後に見返しても嬉しくなるような写真とは
10数年しかカメラマンをしてないやつが何を言っている？
ごもっとも！ごもっともだ！！そこは私も理解しているので一旦置いといてくれ！！
◆「確かな技術をもって撮影された美しい写真」は必須
お客様は第一にそれを求めて代金を支払ってくれるのです。
プロに求められる大前提がこれ。当たり前の事です。
それに対しての代金です。が、それを忘れたカメラマンさんが居る。らしいです。幸い私の近くにはその様な方はいらっしゃいませんが、どうやら存在するそうです。そこでこんな記事を書いています。勢いで。
◆「流行に流され過ぎない写真」
これは意見が分かれるかもしれません。
例えば上記の美しい写真が完璧に満たされていた場合。非の付け所がなく、かつ今の流行りに乗った写真を20年後に見返した場合。「あ、この写真20年前っぽいよね！」となるのは、思い出として決して悪くないと思います。むしろ付加価値と言っても良いかもしれません。しかし、それは恐らく非の付け所がない完璧な技術と最先端のセンスを有する場合です。
私がその域に達していないというのも大きいですが、ただ流行を真似ただけ、の写真だと、ただの古臭い写真になると思っています。
もちろんそれを味という考え方も、今を生きる人を今の雰囲気で残すも否定はしません。
ただ私は、何年後に見返しても色褪せない、時代をあまり感じない。もしくはそこにお客様の意識が向かない写真が好みです。
そしてそれを目指しています。
◆「写真を撮られていた時が楽しかったと思ってもらう」
結果良ければ…とも言いますが、例えば成人の振袖写真を撮ったとしましょう。写真自体は綺麗。最低限のラインは越えているとします。
しかし、中にはご両親等に勧められて、主役本人が嫌々撮影に来るというお客様もいらっしゃいます。
ご両親は満足かもしれませんが、大人の対応で無理やり作った微笑みの写真を見る度、成人を迎えた本人は嫌気がさすのではないかと思います。
実際そういった経緯で写真嫌いなのよね、という声も聞いたことがあります。
そうなのです、撮影を失敗しても、そして対応を失敗しても、その当人は以後の人生で写真を嫌いになる事もあるのです。
私は記念写真を撮る事が多々あります。
お宮参り・七五三・成人式・結婚式等が代表的ですが、もし気に入らなくても捨てるに捨てられない（方の多い）写真です。
そんな記念の日が不機嫌だった記憶で良いのかと。
お前のエゴでは？と言われればそうかもしれませんが、過去に某高級お菓子屋さんで働いていた時に徹底的に教え込まれた事があります。
「お客様は商品を買いに来るだけではなく、素敵な接客を含め入店からお見送りまでの満足感も買っている（ザックリ書きましたが）」ということです。今どき店舗に来なくても通販で買えますもんね。
そこで教え込まれた丁寧な接客と、お客様へのアプローチなどが今の仕事にも役立っています。
私の見る限り関西特有であると関東から来た偉い人に褒めてもらった事があるのですが、「おかげで楽しく買い物できたわ、また来るから待っといてな」とわざわざ言って頂けるのは素晴らしい事だそうです。実際沢山のリピーターの顧客様に山ほどお世話になりました。
さて、ちょっと余談が過ぎました、では写真は撮っただけで良いのか？
もちろん「おかげで楽しく撮ってもらえました、またお願いします」と言って頂ける方が良いでしょう。
という思考に育っています。不機嫌なお客様、年頃のお客様、ちょっと頑固なお客様…
しかし私を選んで下さったからには、出来る限り「楽しく撮ってもらったな」と思って頂きたい。そう思って撮影しています。
そんな事当たり前のカメラマン・フォトグラファーの方の方が多いと思いますが！
以上を最低限踏まえた写真を提供したい！
当たり前に綺麗で、古臭さを感じさせず、楽しく撮影したなと微かにでも思い出してもらえる。
それが私の思う「写真撮影でお客様に末永く喜んで頂く」写真です。
それをこれからも忘れずに、プロのカメラマン・フォトグラファーとして、これからも写真を撮っていきたいなと。
そしてちょっと珍しく意識高いような事も書きました、真似をしろとは言いませんが、プロを名乗るのであれば、ぜひあなたなりのプロ意識を持って欲しいと思います。
死ぬ気で撮ろうね。と言いたいですが、私自身が死ぬ気で仕事をした結果死にそうになったので、そこはご自身の心身ともに健康でいける範囲が良いと思います。
お客様の幸せを残すのには、自身の幸せと健康も大切です、と思います。
まぁプロならプロなりに。そんな事を考えているカメラマンが一人いるよって話です。
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ではまた何か記事を書くので機会があれば！！
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