マニュアルを求める社員と、能動的な働きを求める会社
みなさんこんにちは!紅茶紳士のいろはです。
今日はお茶のはなし……ではなく、
仕事に関して今考えていることをただひたすらに書く備忘録です。
なにか着地点があるわけでも、
答えが見えているわけでもありませんが、
たまには書き出してみるのもいいかと思い書いてみようと思った次第でございます。
カテゴリ分けするとすれば、社員教育ということになるのでしょうか。
僕は中間管理職として働くサラリーマンなのですが、まさにこの社員教育については試行錯誤の毎日です。
【マニュアル(答え)を求める社員と、能動的な働きを求める会社】
この対比。この構造を解決するためにどのようなアプローチがあるのか?
問題は根深く、個人的には日本の教育の問題も多分にあるのではないかと考えています。(あくまで個人的な意見です)
暗記が中心の日本の教育に対して、自らの意見を形成し、表現する能力の育成に重点を置く西洋。
どちらが良い悪いという話ではなく、得意不得意がそれによって出てくるのはしょうがないという話です。
勤め先の会社にも、もちろん会社の教育方針といいますか目標達成の為の指針はあるのですが、それは
【マニュアル】ではなく、【メソッド】なんです。
マニュアルだとなぜいけないのか?
それはマニュアルだけだと時が経つにつれ、カタチだけで中身のないモノへと変わる恐れがあるからです。
まさに形骸化。
マニュアルだけでは正しく会社は機能せず、
問題解決や目標達成の為に考えて動く人がいてこそ会社はうまく機能する。
だからこそ人材育成。社員教育が重要だと考えます。
マニュアルというのは、機械などの製品のメンテナンス等、不変的なものに対しておこなうものであり、
ビジネスのような常に変化する水ものの世界であればメソッドを用いて目標達成に努めることが必要。
なにも考えず、ただただマニュアルを説明するような教育は、例えるならば
カップに入った水を空のカップに移す過程で、
カップの水が少しずつ漏れている事に気が付かずカップへ移していき、移せば移すほどに中身の水は少なくなっていく。
気が付けば空のカップを移し合うようなことになり、
何の意味ももたない儀式がそこに誕生する。
その過程で静かに、少しずつ会社は崩壊へと進んでいくのだと思います。
そうならない為にどう社員教育をすれば良いのか?
社員教育のマニュアルなど存在しない。
あれば世の中の会社員のみんなはこんなに悩まない。
全員にフィットするマニュアル的教育がないのであれば、個人にアジャストする教育を考えていくしか方法はありません。
教育は教えるという一方的な行為でなく、教えることを教わっているという事もしっかりと意識しながら、地道にコツコツと進んでいきたいと思います。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
いろはでした!
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