
【生ごみゼロ】1年間続いた『コンポスト』生活★温暖化防止へ!
市民センターの講座がきっかけでスタートした『コンポスト』
丸ッと一年間継続し、初めての「誕生日」を迎えました!!
後述しますが、コンポストは、地球温暖化防止への対策のひとつと思って、細々とですが継続してきたことです。
1年間ずっと続いてきたコンポちゃんとの生活を振り返ってまとめてみたいと思います。
①コンポストとは?
家庭で出てくる生ごみを、土の中に入れて、
その言葉どおり『土に還る』ことに取組むことです!
生ごみは、なんでもOK!
使わない野菜の芯や皮の部分はもちろん、
キャベツの一番外側の捨てる大きな葉や、
玉子の殻も良いです!
バナナの皮も!
油料理でフライパンに残った油や、料理のソースやタレはとっても喜ばれます。
毎日の料理で出てくるこうした生ごみを集めて、コンポストの土の中に入れて混ぜます。
②コンポストの目的
家庭菜園などのため、『栄養豊富な土を作る』という目的で実践されている人が多いようです。
ぼくの場合は、あまりそういう目的はなく、
テレビでコンポストのことが紹介されているのを目にして一目惚れしました。
それは、
生ごみは水分を多く含んでいるから、
焼却処分する際に、水分が出てしまい、火力が落ちるため、
温室効果ガスが発生する燃料を加えないといけない、ということでした。
なので、
生ごみを減らす⇒地球温暖化の防止!
ということです。
この想いが、ぼくを一年間、コンポストに向かわせた気持ちの根源でした。
③コンポストの実力に驚き!!
コンポストは凄いですよ~!
どんどん生ごみを食べてくれます。
不思議なのが、
入れた生ごみがみるみる姿を消していくんです。
スーパーの買い物カゴよりも一回り小さいぐらいの我が家のコンポストですが、
全然いっぱいにならないんです。
量が増えないんです!!!!
毎日、我が家から出る生ごみを全部入れますから、どんどん増えると思いきや!全然増えません。
生ごみが土に還りながら、栄養を残しつつも、水分が飛んでいくので体積が増えないんですね。
でもでも!驚くことに!
どんどん重くなります(笑)
ぎっしり詰まってくる感じですね!
④コンポストの魅力
これまでの目的や驚きが、魅力にも直結していますが、
語り尽くせませんけど、
3点に絞ってみます。
【魅力①】
ペットのような存在であること(笑)
毎日の食事で出てくる生ごみ。
だから、毎日、コンポちゃんに生ごみを入れるわけです。
エサを待っているペットのような存在です。
また、しっかり混ぜてあげないと固くなったりします。
サボってしまうと、すぐにスネます!(笑)
【魅力②】
応えてくれる!!!
物言わぬ土と対峙する日々・・・
と思いきや!!
それは全然違います!
毎日、反応してくれます!!!
前日に入れたモノの栄養が多かったり、その日の気温などに応じて、
分解・反応の良い日は、
めっちゃ温かい!!!
ポカポカしています。
『コンポちゃんも生きてるね~』
反応をうかがいながら、向き合う毎日です。
【魅力③】
土に還ることを実感!
『命』が土に還るというのは、この地球の長い長い歴史のなかで何度も繰り返してきた生命の連鎖だと思います。
もしかしたら、ぼくたちの足元には、色んな植物や生物、人間も含めた、命が大昔にはあって、土に還り、今にたどりついているのかもしれません。
そんな『物質』や『命』の変化・循環を感じる毎日です。
たいてい、2・3日前に入れた生ごみは姿を消します。
なかなか分解されないヤツもいたりしますし、すぐに無くなるヤツもいます。
でもそのうち、土に還っていくあり様を、目の前で目撃・監視する毎日です。不思議な気持ちを抱えつつも、命を感じる毎日です。
つくづく感じるのは、骨は土に還りません(笑)
化石などが見つかるように、骨は見事に残り続けます!(笑)
ぼくたちも口にした食事から骨を作っているわけですから、骨を生成する能力っているのは実はとってもスゴイことなんじゃないかなといつも思います(笑)
⑤一年間を振り返って
やっぱり気温に大きく左右されます。
夏は温かいので、どんどん活動していきます。
めちゃめちゃ温かいです。
水分が多いと、ニオイの原因にもなるんですが、夏は水分の蒸発も多いですから、上手にコントロールします。
コンポちゃんは「菌」で生物ですから、水と酸素が必要です。
水分が適量になるように、そして、呼吸しやすいようにしっかりと混ぜます。
一方で冬は、温度が下がるので、活動が低下します。
水分も減りにくく、ぼくの知識・経験不足で、一時ピンチになりましたが、しっかりと冬を越してくれています。
『毎日大変でしょ?』
ってよく聞かれますが、
そんなことないですよ!
楽しく続いています!!
子ども達も、そうした環境への目線が養われているようでとても嬉しいです。
もちろん、食べ残しなんてしませんし、電気や水道の無駄遣いは絶対ダメと思っています。ゴミの分別もしっかりします。
コンポちゃんとの生活で、そうした視線が子ども達にも根付いています。
毎週2回の一般ごみの日は、ずっと一番小さな『特小ゴミ袋』ですむ、6人家族の我が家です。
少しでも地球温暖化への防止!に貢献できてるのかな?
温室効果ガスの削減は、ぼくたちの暮らしに直結する課題です。
お皿に残った油分の下水道処理や、重いゴミを運ぶ運搬エネルギーなど、そうしたところにも貢献はあるのかもしれませんね。
今後とも続けていきたいと思います。
今日もご覧いただきありがとうございました。
過去の関連記事もあげておきますね。
コンポストにチャレンジしようという方は、冬の越し方もご覧くださいね。
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