暑がる人に合わせないといけないの?
いや~!暑いですね!!
めっちゃ暑い!!
日差しも強いし。
熱中症、水不足が心配です。
昨日、ぼくの職場のエアコンがぶち壊れまして、
ぼくはチャリ通ですから、汗だくで出勤したら、職場の皆さんが何だか騒々しい。
「エアコンが壊れた・・・」
職員はまだしも、お客さんに対して、それで大丈夫か!?との心配の声。
業者さんの緊急対応で、昼頃には仮復旧したようでした。
さてさて、
エアコン無しでは生きていけない世の中になりました。
全国のニュースを見ると、体温を超える気温が次々と観測・報道されています。
そもそも人間は、身体を温める機能はありますが、冷やす機能はそれほどありません。
気温は、日陰で風通しが良い状態で測るものです。
体温を超える気温ということは、人間が自然に生きていくには、かなり厳しいですよね・・・。
でもでも、
そこでエアコンを使うと、
熱量保存の法則からして、
どこかが涼しくなるということは、どこかがその分、熱くなるということです。
エアコンの室外機の前に居ると分かります。
大気の熱量からすると、こんな人間様による熱の交換というのは微々たるもので、大気全体に平準化されます。
問題は、温室効果ガスです。
エアコンを動かすエネルギー=電力を生む段階で、どんな資源を使っているかです。
発電機を動かすためにはエネルギーが要ります。
手回し発電機を子どもの頃に回したことがあると思いますが、原理はアレです。
火力発電は、何かを燃やしてタービンを回すんですね。
燃えた後の気体が温室効果ガスです。
つまり、エアコンで涼しい環境をボタンひとつで得るということは、どこかでそのエネルギーが消費されています。
どこかで楽をすれば、どこかが苦しくなる、ということですね。
世の中、そう甘くはないですね。
ぼく自身は、子ども達の学校にエアコンを導入することは、個人的に猛反対でした。
ぼくたちの子どもの頃も夏は暑かったし、
『我慢』を覚えないと、地球温暖化は加速していくばかりです。
でも、
もうそのレールに乗っかってしまいました。
エアコンなしでは、子ども達の安全は確保できなくなってしまっています。。。
じゃあ、このエアコンですが、どう使う?
というのが論点です。
子どもからお年寄りまで、また、社会で働く皆さんにとって、いまや、エアコンは生き抜く上で不可欠なものです。
では、
寒いほど、ガンガンにきかせる必要があるのでしょうか?
冒頭の猫ちゃんのように、エアコンで寒いっていう場面、多々ないですか?
(この可愛いイラストは、コーヘーズ|noteさんの作品を使用させていただいています!ありがとうございます!)
先日、家族でご飯を食べに行ったお店で、エアコン寒すぎて、子ども達の顔は真っ青(笑)
サブイボが出てました。
お店の外に出たら「あったか~い、安心する~」(笑)
昨日、行ったお店では、店長さんは「オレはエアコン嫌いなんよね、家でもエアコンつけんで寝るよ」っておっしゃるので、意気投合(笑)
でも、お店としては、エアコンきかせておかないと、、、っていう風潮。
これ、どうにかならんもんですかねぇ。
子ども達も、学校では『寒い』らしいです。
長袖着てる人もいるそうです。
どうやら、『暑い』という子に合わせるそうですね。
改めて書きますが、
エアコンを使えば使うほど、暑い世の中になります。
明確な事実です。
節約・節電するのは当然のことです。
そして、暑さにある程度慣れていかないといけないと思います。
世の中のサービスは、『暑い』って言う人に合わせてしまいます。
みんなが「そんなに暑くないよ」って言えれば良いと思います。
多少、我慢を覚えなければなりません。
今年も、我が家のエアコンは、28℃から変わることはありません。
子ども達も自信満々。
『ウチは28℃設定やけね!』
暑さにも、
これからの世の中を生き抜いていくチカラも身に着けています。
テレビでも言ってますね。
『上手にエアコンを使いましょう』って。
『上手に』ですよ。
28℃設定を呼び掛けるニュース・ワイドショー番組。
湿度もチェックして、快適に過ごしましょうって言ってます。
参考に出した温度&湿度計。
スタジオの気温、24℃を示しています。
出演者はみんなネクタイ締めて、スーツ着てます。
アホか・・・。
言うだけか。
昨日、店長さんとも話したんです。
「ウチの店は、環境に配慮して、28℃設定にしていますので、ご了承ください」って公言したら、
それを理由に来るお客さんも出てくる世の中になっていきますよ!
って議論していました。
『もし、そうしたら、新たに来るお客さんもいれば、去っていくお客さんもいるんだろうな・・・』
社会のバランスです。
今日もご覧いただきありがとうございます。