【防災Lab.北九州】8月度『学び合いの会』
多彩なメンバーが防災をテーマに集う『防災Lab.北九州』
それぞれの分野やフィールドでの防災に関する活動や発信をされている人も多くおり、外向きの発信・展開の性質と、
メンバーどうしで、こうして集まり『学び合い』の場をもつ、内向きの双方の性質をもった、
防災に関するプラットフォーム的な場です。
前回と連動しての今回のテーマとなりました。
『気候変動と気象現象』
気象予報士の齋藤さんに、プレゼンいただきました!!
ぼくと齋藤さんの出会いは、noteからでした!!
特に、マイベスト『ビール』を決める!という記事が、ぼくの心にもヒットしました!!
齋藤典之 【農業×気象】合同会社ノーエン|note
ぜひ、ご覧&フォローください!!
他にも、地域と気候の話や、
今年の天気と農作物との関係など、
とてもとても興味深い記事を発信されてらっしゃいます!!!
齋藤さんからのお話は、さすが『気象予報士』さん!という感じで、とても専門的で、理屈・原理を詳しく教えてくださいました。
夕立とゲリラ豪雨の違い。ヒートアイランド現象。
降水量は実は増えていないのですが、強雨が増えている・・。
気温が上がることで含有できる水蒸気量も増える。
水蒸気量が増えるということは、雲の大きさが各段に変わってくる!!!!
実感を伴う話からスタートしていただき、理屈に伴った解説に、口が開きっぱなし。
とても理解・納得できたし、地球温暖化の恐ろしさを改めて感じました。
その後、皆さんでディスカッション!
Q1:齋藤さんのプレゼンを聞いての感想・印象
Q2:市民に環境対策・防災対策が浸透してくためのアプローチは?
ほんっっっとに、多彩なメンバーがそれぞれの意見を交換しました。
産学官民、みないます。
皆さんの意見を聴いてると、とても色んな角度からのご意見があり、面白いです。
あげるとキリがないですが、
共通して話されていたことは、
『実感』ということ。
体感できるものだったり、
体験・経験の違いはとても大きい。
はたまた分かりやすいように、その目線から見えるアプローチも重要。
理解できる言葉や数字や表現で示すことも重要。
PULL型の情報をキャッチすることは難しく、もっと分かりやすいPUSH型の情報があっても良い。また言葉や情報を噛み砕いて分かりやすく通訳することも大切かと。
いずれにしても、『実感』できるアプローチがまずは大切だねっていう意見は共通項だったように思います。
そして、印象に残ったのは『文化』ということ。
天気や気象との付き合い方は人それぞれで、気象の専門家でなくとも、何だかんだ天気予報・気象予想と繋がっていたり、
それぞれの暮らしの中で、文化と気象・気候がまじっていたりします。
災害への備えにおいても、災害経験などによる文化の差はとても大きく、暮らしのなかに溶け込んでいくような『文化化』が大切だなと感じました。
気象情報の見方や、
どんなところから情報とってるの!?
というようなツッコんだ情報交換もありました。
盛り上がりすぎて(笑)
当初の時間よりも押してしまいましたが、
後半は、
『メンバー間での連携』について話しました。
とても多彩なメンバーです。
いわゆる外向きの活動での連携を深めていきたいです。
近々予定されている企画やイベント。
協力・参加を募る告知募集など、ある方は〜?
出る出る出る!!!
いっぱいありましたね!
そして、いつですか!どこですか!どうなんですか!
どんどんツッコミも入ります。
良いですね~。
こうして、これまでそれぞれで活動していたところが、
このプラットフォームの上で、繋がり、刺激し合っていくということですね。
協働・協力しあっていくと、輪が大きくなっていくのみならず、色や風が入ってきます。
化学反応が起きていきます。
そんな風がどんどん吹き始めていることを実感します。
北九州には防災の担い手が全然いない。
そんなことを思っていたのは、ひと昔前のこと。
これだけ、皆さんがいらっしゃる!!!
それぞれの分野やフィールドで活躍されています。
防災Lab.北九州は、
防災の活動をされている人のみならず、
防災について学びたい人、これから考えたい人。
どんな人でもウェルカムです!
言うならば、素人からプロまで、どんな人でも参加できます。
一度参加したら抜けられないというものではありません。
フラッと寄ってもらって、フラッと立ち去っていただいても構いません(笑)
ぜひぜひ、一緒に学びましょう♪
今日もご覧いただきありがとうございました。
防災Lab.北九州!楽しいーーーー!!