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メンタルが落ちているときこそ「笑う」ことを意識しよう
メンタルが落ちている時に笑顔になるのはなかなか難しいかもしれませんが、そこは作り笑いでもいいんです。
誰も見ていないところで、ひそかにニコッと笑いましょう(^^)
これがルーティン化されれば感情コントロールもしやすくなります。
自分を卑下して落ち込んだり、イライラを誰かにぶつけるのは簡単です。
でもそれを続けている限り、感情ジェットコースターは止まりません。
何かあるたびに感情を取り乱すでしょう。
ということで今日は「笑顔と精神状態」の話をしようと思います。
言い方を変えれば脳内物質を調整する話でもあります。
興味のある方はぜひ最後までどうぞ!
本当に精神を病むと、笑いたくても笑えなくなる
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鬱病でも適応障害でも何でもそうですが、精神病が重度になると「無表情で仮面のような顔」になります。
表情が全くない状態ですね。
人間の表情をコントロールする物質はセロトニンです。
精神病は「セロトニンが低下する病気」とも言われており、セロトニン分泌に異常が出ている状態でもあります。
①セロトニンが枯渇
②幸福度が下がる(不安や恐怖が大きくなる)
③自然な笑顔が作れなくなる
簡単に言うと、この順番です。
精神疾患で入院していたり、重度で家から出られないほどメンタルを壊している人は「笑いたくても、笑えない」状態で、無理に笑顔を作ってもそれは不自然なものになってしまいます。
そのため精神医療の分野では「笑顔(表情)」も精神症状を判定する指標になっているようです。
この表情が精神状態を表すというのは精神病に限った話ではありません。
あなたの周りの、疲れている人をよく観察してみてください。
仕事のストレスでいつもイライラしてる上司
ケンカばかりで仲の悪い両親
など、いつもお疲れモードの人っていますよね。
そういった人たちに「満面の笑み」「大爆笑」はできないはずです。
精神的余裕、精神的安定がなければ、人は心から笑うことができないようになっています。
逆にどんなにメンタルが悪くても、状態が落ち着いてくれば(セロトニンが出るようになれば)自然な表情が作れるようになります。
「笑い」は心を軽やかにしてくれる
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こちらの記事でも軽く紹介してますが
「つらいな、しんどいな」ってときこそ、口角を上げるようにしましょう。
心理学者ウィリアム・ジェームズの言葉で
楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ。
というものがあります。
この言葉は私にとって座右の銘で、いつも意識していることです。
自分の人生は、自分で楽しくしていくものです。
自分の不幸さを、他の誰かや環境のせいにするのは簡単です。
でもすべて他責にしてしまった場合、自分では何も努力しなくなります。
自分を可愛がるだけじゃダメです。
時には厳しく、尻を叩いてあげましょう。
自分で自分を回復させる努力のひとつが「笑顔を意識する」です。
笑顔の健康効果は絶大です。
作り笑顔でもセロトニンやドーパミンが出ます。
割り箸を噛んで、口角を無理やり上げるだけでも、セロトニンやドーパミンが分泌されるという研究もあります。
笑いたい気分じゃないけど、脳内物質を調整するために笑顔を作る。
これを努力と言わず、なんと言うのでしょうか。
ストレスが溜まっているからこそ笑顔。
精神的に病みそうだからこそ笑顔。
これができる人は、本当に意味で強いです。
私がやっている笑顔トレーニング
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私の場合、鏡を見るたびに口角を上げて表情をほぐすようにしています。
朝起きて歯磨きをするとき
お手洗い後、手を洗うとき
メイクをするとき
夜、湯船につかっているとき(手鏡を持つ)
この4パターンのときは、鏡を見ながら作り笑顔をします。
これを数年前から実践しています。
もともとはあまり笑わない性格で、口角も下がり気味でしたが、顔つきもだんだんと変わってきたように思います。
自分の中でももうルーティン化しているので、今ではやらないと気持ち悪いと感じてしまいますね。
まとめ
今日は「メンタルが落ちているときこそ笑顔を意識しよう」というお話をさせて頂きました。
少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに理想の笑顔としては
笑ったときに「上の歯が最低6本見えている」ことです。
6本より少ない場合、しっかり口角が上がり切っていないです。
表情筋を意識しながらもう少し頑張って口角を上げてみましょう。
笑顔に慣れてなかったり、上手く笑顔が作れない場合、自分で「気持ち悪い」と思うかもしれませんが大丈夫ですよ。
「口角の下がった暗い顔」より全然マシです!
そこは自信を持ってください!
何より、笑顔になろうと努力している、あなたは最高にイケてます!
面倒くさがってやらない人の方が圧倒的に多いんですよ。
笑顔トレーニングを続けていれば、きっと何かが変わってきます。
継続は力なりです。
今日はそんな感じです(^^)/
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また近々更新します、ではでは!