オートファジーを意識するようになって、かなり体調がよくなった話
何年か前に「オートファジー」という言葉がよく飛び交ってましたよね。
メディアなどで取り上げられ、認知度がバッと広まった年があったと思いまます。(いつでしたっけ・・・)
私はその時期にはオートファジーにあまり関心がありませんでした。
特に情報を集めることもなく「なんかオートファジーてのが流行ってるらしいね?」ぐらいの感じでいたのですが、約1年くらい前に青木厚さんの著書「空腹こそ最強のクスリ」を読み大きな衝撃を受けました。
え!!!
オートファジーまじスゲェ!!(言葉づかいw)
これ絶対明日からやる!!!
となり、それから私のオートファジー生活が始まりました笑
今日は、私が「16時間プチ断食」を約1年間継続し、実感した効果についてお話していこうと思います。
まずはオートファジーについて分かりやすく解説していきます。
興味のある方はぜひ読んでみてくださいね(^^)
オートファジーとは?
オートファジーを一言で説明すると
「古くなった細胞が新しく生まれ変わる、体の仕組み」です。
その仕組みを説明しますと
人は16時間以上、食べもの(栄養)を体に入れないでいると、軽い飢餓状態になります。
体が軽い飢餓状態になると、人の体は生存するために「体内にあるものでタンパク質を作ろう」とします。
体内でタンパク質を生成するための材料となるのが
古くなった細胞
壊れている細胞
です。
これらの劣化した細胞を分解し、タンパク質をかき集めます。
この機能をオートファジーと言います。
オートファジーの最大のメリットは
「質の悪い細胞を破壊し、減らしてくれる」ことです。
体や細胞が強いストレスを受けた際に生き残れるよう組み込まれたシステムなのですが、これを利用することで高いアンチエイジング効果を得ることができます。
アンチエイジング効果だけではありません。
質の悪い細胞を減らしてくれるので、病気予防効果も高いのです。
なので、青木厚さんの著書タイトル「空腹こそ最強のクスリ」はまさしく真実なのです。
体に程よい負荷をかけることで、体が内側から若返ります。
ホルミシス効果やストレス免疫といった言葉もあるように、人間の体は耐えられるレベルの負荷をかけることで細胞が若返ったりテロメアを伸ばすことが可能です。
テロメアに関しては、また今度お話したいと思います。
※オートファジーにもひとつ注意点があります
すでに何かしらの持病を持っている方は、医師と相談したうえでプチ断食を行ってください。場合によっては病気を悪化させてしまう可能性があります。
私のプチ断食のやり方
先ほど、16時間断食でオートファジー機能が発動すると言いましたが、正確には個人個人で多少の差があるので必ずしも16時間とは限りません。
性別、年齢、体質などで、数分から数時間の差が生まれてくるものです。
男性なら14~16時間、女性なら12~14時間で十分だ。
という情報もあります。
なので16時間はあくまで目安です。
そこはご注意ください。
そして、私のプチ断食の方法についてなんですが
基本的には朝ごはんを食べないスタイルです。
昼は12時以降に食べ、夜は20時までに食事を済ませます。
そうすると睡眠時間も含め、ちょうど16時間何も食べない時間を確保することができます。
これを週に5~6回実践しています。
あれ?毎日じゃないの?
と思うかもしれませんが、そこはあえて自分に甘くしています。
旅行へ行ったり外食をすることもあるので、そういったときは16時間断食を忘れて食事を楽しむようにしています。
それが継続のコツだったりもします。
16時間断食を約1年、継続した感想
もともと食に興味が薄い方だったので、1日2食に変えたことはそれほど苦ではありませんでした。
もちろん、体が慣れるまではお腹がグーグー鳴って「お腹すいたよ~、ひもじいよ~~」とか言ってましたが、それに慣れてくるとだんだん空腹が快感にさえ思えてきました。
1日2食にしてからは
集中力が上がった
体が軽い
気分がいい
肌つやがよくなった
これらを実感しています。
あとは食費も安くなりましたね。
体調もいいです。
もっと早く1日2食にしておけばよかったと思っています。
本当にメリットだらけなので、プチ断食はこれからも続けていく予定です。
あと、ちなみに言い忘れてましたが1日3食しっかり食べていると、内臓たちを休ませることなくフル稼働させることになるので内臓の劣化も早くなると言われています。
胃での消化2~3時間、脂肪だと4~5時間
小腸で分解、吸収5~8時間
小腸で吸収されなかった水分を大腸で15~20時間かけ吸収
ブラック企業で休みなく24時間365日働かされているようなものです。
内臓たちを休ませてあげるためにもプチ断食はおすすめです。
まとめ
今日はオートファジーについてお話してみました。
小食が健康寿命を伸ばす、というのはサルの動物実験でも証明されています。
また、似たようなもので
植物に必要最低限の水しか与えない、という実験もあります。
その結果はというと、強くて丈夫な根を生やし立派に育ったのです。
水をたらふく飲ませた植物より、軽い飢餓状態の植物の方が強く育つ。
面白いですよね。
この原理は人間でもまったく同じです。
必要最低限の栄養だけで生きていけます。
現代人はとにかく食べ過ぎなのです。
量は足りてるけど、栄養は足りていない。
また、食べる量が多いと社会毒を取り込む確率も高まります。
人工甘味料
発色剤
合成着色料(カラメル色素・赤色2号)
亜硝酸ナトリウム
メチル水銀
トランス脂肪酸
遺伝子組み換え食品
農薬
放射能を浴びた野菜
などなど、、
知らず知らずのうちに、体に悪いものまで摂取してしまうこともあります。
食べ過ぎなうえに、体に悪い粗悪な添加物や薬品をせっせと摂取・・・。
そりゃぁ、現代病も増えますよね((+_+))
今日はそんな感じです!
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また明日執筆します。
ではでは。