一逸歩 (ハジメノイッポ) l 文系大学院生

大阪の大学の人文学大学院生。精神病で世界を凝視しています。 幼少期に荒れた家庭で育ち…

一逸歩 (ハジメノイッポ) l 文系大学院生

大阪の大学の人文学大学院生。精神病で世界を凝視しています。 幼少期に荒れた家庭で育ち、高校生で父親の自死を経験し、以降はそこそこ平凡に過ごしているのに、うつ病が治らず困惑中。

最近の記事

自死遺族が考える 自殺をしてはいけないか。ー感情と倫理の競合

自死遺族で希死念慮を抱えている[一人称]なりの「自殺論」 希死念慮の強い感情と、死ねない倫理が毎日天秤にかけられ、毎夜決着がつかないまま、アラームをかけて寝る。朝起きてから、また2つを天秤にかける。 「死にたい」という人間に対し「死んではいけない」理由を論理的に説くのはかなり難しいし、逆に、「じゃあ死ねばいいじゃん」と言われると、若干うろたえてしまうことは否めない。 死ぬことについて、善か悪かという二元論で語ることはナンセンスだという立場から、「死にたい」という感情その

    • 自己紹介 はじめまして

      私は人文学系の大学院生です。 自分が自分のことを文章にし、誰かに読んでもらいたいという欲求を持っていることに、半ば呆れていながらも、何かのこせたら少しはいいかなと思っているわけです。 私は、狂気と正常の間を彷徨っています。隣人の叫び声に悩まされていたのですが、おそらく幻聴で(本当に隣人は叫ぶこともあるのですが)管理会社にクレームを入れてしまいました。 自分が狂ってしまっては、自分が狂っていることを理解できないから、そのために毎日文章を書き溜めています。文章を読み返せば、私

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