一逸歩 (ハジメノイッポ)

嘘って宣言してるから、嘘じゃないです。

一逸歩 (ハジメノイッポ)

嘘って宣言してるから、嘘じゃないです。

最近の記事

嘘帰省

最近帰っていなかった、京都の実家に帰省。 去年の年末に、母がコロナになって帰省できず、1年半ぶりくらいか? 最寄駅で降りるのも相当久しぶりで、つい感慨深くなってしまったりもした。新しいドーナツ屋ができていたから、カラフルで華やかなドーナツをいくつか購入。(父が甘いもの好きなので) 実家に住んでいる姉が、駅まで車で迎えにきてくれた。 私は全く車に乗らないので、こう言う時に車の利便性を実感する。でも、大阪に住んでいたら、電車でどこにでも行けるし、金銭的な余裕もなく…。 少し

    • 嘘散歩 1

      今日、なんとなく暇で、家に帰るまでに時間があったから、出先からできるだけ、家の近くまで歩いてみることにした。 都会の汚い川と、最近おしゃれに作り変えられた橋を越えて、何本も何本も側を超えて、東にゆく。 いくつか川を越えたら、次は線路。高架下を抜けて、また違う路線を沿うように東にゆく。 踏切を渡って、その線路も越えたとき、斜め前の公園で猫が2匹寝ているのを見つけた。 秋の涼しい風と、まだ夏を感じる温かい日を受けて丸まっている猫。 起こさないように少しだけ近づいてみる。

      • シュレディンガーの鬱

        どうも、シュレディンガーの鬱です。 というのも、 先日、通っている精神科でカウンセラーさんと話をしていたら、 帰り際にさりげなく「診察の予約を取るように」と言われて まさか、ついに自分は狂ってしまったのか? という疑心暗鬼を抱えて暮らしています。 かえりみても、全くおかしなことは言っていないはずで、支離滅裂なことも言っていないはずだが、 自分では気付いていないだけですでに狂っている可能性がある。 いざ診察を受けるまで、わからない。 シュレディンガーの鬱。 そうい

        • 🥇残酷な所有物ランキング1位「知識」🥇✨

          [一人称複数=我々]が持っているもので、1番残酷なものは「知識」です ※[二人称]様を一人称に括ってしまうジレンマとの戦い中 今、22歳で、それなりに辛い思春期を過ごしてきた。中学生の頃はリストカットもした。コンパスの針で手に文字を掘ったこともあった。 それから10年近く経っても、精神状態は特に変わらず、人生が辛いことにも変わりはない。でも、自傷行為は辞められた。 月並みだけど、今、自傷行為をやめられない人に対して、自傷行為やめられたらいいねと思ってしまう。(ここに潜

          自死遺族が考える 自殺をしてはいけないか。ー感情と倫理の競合

          自死遺族で希死念慮を抱えている[一人称]なりの「自殺論」 希死念慮の強い感情と、死ねない倫理が毎日天秤にかけられ、毎夜決着がつかないまま、アラームをかけて寝る。朝起きてから、また2つを天秤にかける。 「死にたい」という人間に対し「死んではいけない」理由を論理的に説くのはかなり難しいし、逆に、「じゃあ死ねばいいじゃん」と言われると、若干うろたえてしまうことは否めない。 死ぬことについて、善か悪かという二元論で語ることはナンセンスだという立場から、「死にたい」という感情その

          自死遺族が考える 自殺をしてはいけないか。ー感情と倫理の競合

          自己紹介 はじめまして

          私は人文学系の大学院生です。 自分が自分のことを文章にし、誰かに読んでもらいたいという欲求を持っていることに、半ば呆れていながらも、何かのこせたら少しはいいかなと思っているわけです。 私は、狂気と正常の間を彷徨っています。隣人の叫び声に悩まされていたのですが、おそらく幻聴で(本当に隣人は叫ぶこともあるのですが)管理会社にクレームを入れてしまいました。 自分が狂ってしまっては、自分が狂っていることを理解できないから、そのために毎日文章を書き溜めています。文章を読み返せば、私