嘘帰省
最近帰っていなかった、京都の実家に帰省。
去年の年末に、母がコロナになって帰省できず、1年半ぶりくらいか?
最寄駅で降りるのも相当久しぶりで、つい感慨深くなってしまったりもした。新しいドーナツ屋ができていたから、カラフルで華やかなドーナツをいくつか購入。(父が甘いもの好きなので)
実家に住んでいる姉が、駅まで車で迎えにきてくれた。
私は全く車に乗らないので、こう言う時に車の利便性を実感する。でも、大阪に住んでいたら、電車でどこにでも行けるし、金銭的な余裕もなく…。
少し寒くなってきたとはいえ、実家までの道中にも、特に紅葉を観れるでもなく、冬の京都らしさは楽しめなかった。温暖化もつらい。
車内で姉が「仕事やめようかな〜、マジで」と言ってきたが、会うたびに同じこと言ってくるので、すでに帰省したことを後悔し始めたりもした。
とはいえ、2日間過ごして、忘れていた幼少期のことを思い出したり、自室だった部屋から、昔読んでいた本を引っ張り出してきて、回収したり。それなりに有意義でもあった。
大学入学と同時に大阪に越したので、思春期のまま部屋が止まっていて、少し喰らってしまった。もう買わなくなったCDとか、アイドルのDVDとか、壁には『愛がなんだ』のポスターとかが貼ってあって、やや心が苦しい。
母に、それとなく結婚はまだか?と急かされて、ああ、本当にありきたりな帰省になってしまったな、と思ったり、
まあ、それも悪くないなと思ったり。
父は、買ってきたドーナツを食べながら、ずっとテレビを見て、ポツポツと話しかけてくる。ちょっと太った気がしたけど、本人曰く、痩せたらしい。
なんにせよ、みんな健康でいてくれたらいいが。
数年分の食べ物をいただき(何もせずにご飯が出てくるって、ありがたい)、一生分のダラダラをやって、姉と15年ぶりくらいに、ポケモンカードで戦った。(アプリだけど、、、)
なんだかんだ「正月にも来いよ」みたいに言ってもらえたら、それなりに嬉しくて、はいはい〜と言ってしまった。
帰りは訳あってJRの京都駅から。久しぶりにみた京都タワー↓
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まあ、当方は京都生まれでもなければ、特に実家もなく、兄弟もいないのだが。