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もげっと
2020年9月22日 20:35
前回で物語4話について書こうと思っていたのですが、思いのほか長くなってしまったので前後半に分けました。文量が多いのは文章力がない証拠と言われそうです。スミマセン注意:これより下には小説「きつねのはなし」のネタバレがあります。3.魔こちらについては歴史の時間で全体の流れは書きましたが、疑問点がいくつかあります。1.ケモノはどこから来たのか2.最後どうなった?1.については、樋口家か
イヌヘン@小説を書くのに役立つ犬
2020年5月4日 21:41
町田康ほど、つかみどころのない作家は、珍しいのではないでしょうか。「面白い!」というのは読んだ瞬間にわかるものの、なぜ面白いのかは全く見当がつかない。だから、友だちに勧めるときも、「読めばわかるから」としか言いようがない。今回は、そんな「感想の言いにくい作家」である町田康の『夫婦茶碗』について、解説をしていきたいと思います。<あらすじ>※ネタバレなし『夫婦茶碗』は、無職の主人公が仕事を探す
2020年12月1日 14:34
数ある小説の読み方系の本で、何度も読み返しているものがある。そのうちの一つが、この『批評理論入門』だ。【どんな内容か?】小説を面白く書くテクニック、小説を読みこむテクニック、その両方を分かりやすく書いたのが『批評理論入門』である。「小説が好き!でもどこが面白いのか説明するのは難しい…」という人なら買って絶対に損はない一冊だ。「でも入門ってことは、あまり大したことは書いてないよね?」
2021年4月24日 20:48
読書は面白い「だけどもっと面白くなったらなあ!」そんな贅沢なことを考える人は強欲です。だって読書がそんなに面白くなったら、一人でやれる、おうちでやれる、他の面白いことよりも安い(新書はだいたい新品で約1000円以下。Switchは新品で約40000円)とまさに最強の面白いとなってしまいます。けれども人間の欲望は果てしないもの。もしあなたも、読書への期待を捨てきれないのであれば、ぜひ最後まで