「ここにいたのか」

工房の片隅、小柄な乙女像の前で落ち込むオグマ。
そこへ、ひとりの戦乙女が。

「オルルーンか」

お互い、気心の知れた間柄なのか。

「完敗じゃよ。今のワルハラで、あの巨人は作れん」
「酒を持ってきた。お前の活躍に乾杯だ」

彼女は、ワルハラの酒職人。
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夢を渡る小説家イーノ
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