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とにかく疲れた時に読んでほしい
疲れてるよね。
どうしようもなく、なんだか息苦しい。そんな時に「大丈夫」なんて言葉は響かないだろうし、俺も今すぐその疲れを取ってあげられる魔法なんて持ってない。
でも、こういうときに知っておくと楽になる考え方や、心が少しだけ軽くなる方法なら伝えられると思うんだ。
だから最初に結論を言うよ。
「無理して真面目に生きなくていいんだよ」
日本人は、真面目でいることがすごく評価される文化の中で生きてるよね。学校でも、職場でも、家族の中でも、「ちゃんとやれ」「サボるな」って空気を感じる瞬間がある。
でも、その空気にずっと飲まれてると、本当にしんどい。真面目なことは悪いことじゃないけど、真面目すぎると、自分を壊すことにもなるんだ。
真面目であることの「副作用」
真面目って、言い換えれば「自分を律する力」だよね。それ自体は素晴らしいんだけど、使いすぎるとオーバーワークになる。俺たちは心にも体にも限界がある生き物だからさ。
科学的に説明すると、ストレスホルモンが関係してる。
たとえば、真面目にやりすぎてる時、人間の体は「コルチゾール」っていうホルモンを多く分泌するんだ。※俺の noteには何度も登場してくるホルモンだ。
このコルチゾールが増えすぎるとどうなるかというと、免疫力が下がったり、集中力がなくなったり、果てはうつ病のリスクも上がる。
これは脳科学の研究でも明らかになってる話で、「やりすぎること」がどれだけ危険かがわかる。
数年前の結果だけど、ハーバード大学の研究では、長時間のストレスを抱えた人は、正常な意思決定ができなくなることが示されているんだ。真面目に頑張りすぎることで、逆に効率が落ちたり、失敗を招くこともあるんだよ。
日本人特有の「空気」と疲れ
「真面目であれ」という価値観って、日本社会独特の部分もあると思う。
たとえば、職場での「みんなが残業してるから帰りづらい」みたいな空気感。これ、アメリカやヨーロッパの多くの国ではちょっと考えにくい話らしいんだ。俺たちは無意識に「場の空気」に合わせることで、自分をすり減らしてる。
心理学者のホフステードが提唱した「個人主義 vs. 集団主義」の概念でも、日本は強い「集団主義」文化を持ってるとされてる。つまり、自分の意見よりも周りに合わせることを大事にする社会なんだよね。それが時に優しさにもなるけど、疲れの原因になることもある。
じゃあ、どうすれば楽になる?
「それでも頑張らなきゃいけないんだよ!」って声が聞こえてきそうだけど、俺はこんな風に考えてみてほしい。
頑張ることをやめるんじゃなくて、「頑張る場所を選ぶ」んだよ。
1. 7割の力で生きる練習をする
心理学の研究では、適度な緊張感が最もパフォーマンスを高めることが知られてる。
たとえば、テスト前に「ちょっとだけ」焦ったほうが集中力が高まるような感じ。それと同じで、常に全力でいる必要はない。むしろ、7割ぐらいの力で日常を回すことが、長期的には効率がいいんだ。
2. 「ありがとう」を減らす
これ、ちょっと変なアドバイスに聞こえるかもしれないけど、「感謝しなきゃ」と思いすぎてない?
周りに対して「ありがとう」を言いすぎると、自分がどんどん「借りを作ってる」ような気持ちになる人もいる。無理に感謝しなくていいことには、スルーしていいんだよ。
3. 自分だけの「怠けタイム」を作る
俺たちは、休むことに罪悪感を持ちやすい。でも、何もしない時間こそが、心を回復させるのに必要なんだ。
科学的には、「マインドワンダリング」(意識がボーッとする状態)が脳の疲労を回復させるっていうデータもある。だから、1日の中で10分でも「何もしない時間」を意識的に作ってみてほしい。
まとめ:俺たちは「適当に生きる練習」をしていい
「真面目でなきゃいけない」「ちゃんとやらなきゃいけない」って思い込みは、気づかないうちに心をすり減らす。だからこそ、たまには自分を甘やかしてもいいし、適当に生きる練習をしてみるといいと思うんだ。
疲れたら立ち止まって、「どうでもいいや」って思える瞬間を自分にあげよう。俺たちは真面目でいることで得られる評価よりも、自分が笑ってられる時間のほうがずっと大事なんだからさ。
最後にもう一度言うよ。
無理して真面目でいなくていいんだよ。
適当に、生きてみよう。
これを読んでくれたあなたが、少しでも楽になりますように。