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Aug 15, 1945 12:00 玉音放送から77年 我々はどこを歩いているだろう にほんはお盆 夏は一…
Aug 9, 1945 11:02 77 years,,, 段々町 雨垂れが石を穿つ 遠く眺める景色は 多くを魅了し…
広島(8/6 08:15) 長崎(8/9 11:02)への原爆投下から77年 今年は米国で迎える 二度とあ…
橙の月が昇り メサの一部は赤く燃えた 上弦が静かに見下ろす 人生の方位磁針の向きに変化 …
一緒に行けたらよかったね 思いがけない一言が 目を開かせる 切符を取り 空港までの遠路を…
楽しいと感じること ほがらかな手応えは長く続いて 前へ進む力に変わる 月刊誌の連載や新譜…
いちばん解ってほしいとき 行き過ぎる気持ちや言葉 滑りゆく地盤の如く 何処かでまた 流れが合うときがあるだろうか 忙しさを脇に置き ただ 時間を過ごせたら 月に振り回されているのでない 絶望するには早過ぎる 森のなかで SLOW DOWN の表示を見るたび 摩耗した心が繰り返す 今は速度を落とすとき いきる速さ くらしかた 自然のリズムに近く ふとした再会 別れ際の自然な抱擁が 心の一隅を照らす 変わらぬ愛情 いつくしみ 誰もがすでに愛されていて わすれないで 私がいる
わたしがわたしと出逢うときに むすび合う歓び 東に昇る陽に 梅東風覚ゆ こいしさは結晶の…
何時になくそわそわと待った立春 空気に春を感じる瞬間が増え 曇天におぼえる光 長くなる日…
窓の外の雹は粉雪へと変わり 冬のときめきは甘い雫に凝縮さる いとしいひととの距離を 近し…
果てのない泉に口づけ 車越しの投げ接吻 撃ち抜かれ止まらない鼓動 てのひらの感触を辿って…
凍りつく季節のうつくしさを 躰に留めたくて森をゆく あふれ出した愛 呼び寄せられ 宇宙…
わたしたちはこんなにも似ている 異質なものをもとめて来た 好もしく 豊かな面白さ 完璧で…
言葉に置き換えようとするうちに整理され 浮かび上がる輪郭を ’どうしてそう思うの’ 問いかけは 内側へ降りていく鍵となり どんなにちがって見えても 根底には愛 迷いや不安 逆境にあり 見失っても 揺らぐことのない大きなものが 至るところに用意されている 草陰 踊り場 部屋の隅 さふとありて 静かにひらかれるときを待ち 重ねた選択に連れられて 思ってもみなかった方向へ 物事は動き出す すでに自分という枠は取り払われ たゆまぬ流れはどこへ注がふ 零れ出した陽射しが ささやかな