對話
言葉に置き換えようとするうちに整理され 浮かび上がる輪郭を
’どうしてそう思うの’ 問いかけは 内側へ降りていく鍵となり
どんなにちがって見えても 根底には愛 迷いや不安 逆境にあり
見失っても 揺らぐことのない大きなものが 至るところに用意されている
草陰 踊り場 部屋の隅 さふとありて 静かにひらかれるときを待ち
重ねた選択に連れられて 思ってもみなかった方向へ 物事は動き出す
すでに自分という枠は取り払われ たゆまぬ流れはどこへ注がふ
零れ出した陽射しが ささやかな記憶を照らし あすは何をみつけやう
喜びあふ波間を漂ひ 真白き羽のカモメたちは高く 昨日見たあの枝へ
少し背を伸ばした つよく吹いた風 長く伸びた影 あたたかな掌を思ふ
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Erat, est, fuit
あった、ある、あるであろう....🌛