「目標」が嫌いだった件
「目標」って言葉が昔から嫌いだった。
目標の使い方が下手な人は多いと思う。
嫌いだったくらいだから、私も下手だ。
私にとって目標とは、
達成するためには、めっちゃガンバラねばならない。
でもどうせモチベーションは続かないから達成できない。
っていうイメージ。
要は目標を持つことによって
最終的には自己嫌悪に陥るのがパターンだった。
だから、いつからか「目標」を持つことを放棄した。
結果、どうなったか?
目標を持たない。
→何かをやるにしても、キリがない。
→達成感もないし、自分を褒める機会もない。
→結局カタチにならない。
→何をやっても不完全燃焼感。
→何をやっても自分を責めがち。自己肯定感が下がりがち。
そして、
「やっぱダメじゃん、自分」
「だらしないなあ、自分」
「こんな自分で恥ずかしい」
という言葉を、無意識的に自分に浴びせていた。それが自然過ぎて、自分に酷い言葉を浴びせている自覚も無かったほどだ。
結局、目標を持っても持たなくても、最終的に自己嫌悪に包まれるというパターンだった。
目標を持たない方が、やんわりとした自己嫌悪感なので、自覚が薄い分、タチが悪かったかもしれない。
結局は、自分が自分自身にかける言葉が重要で、
「できたじゃん、自分」
「よくやった、自分」
「やるじゃん、自分」
で終わる、勝ちぐせパターンを身につけた方が、おトクだ。
その為には、やっぱり「目標」は便利なツールだ。
私に足りなかったのは、「自分自身に対する理解」だった。
今の自分にとって、適切な目標のさじ加減ができていなかった。
往々にして、期待値が高くて、ハードな目標設定になっていた。
モチベーションMAXのときに高い目標を設定するもんだから、後々厳しくなるのは当たり前だった。
目標の設定は、甘々に甘々を足したくらいでちょうど良い、と思う。
慣れとは恐ろしいもので、自分責めはなかなか抜けない。
自分を褒める回路も、一朝一夕にはできない。
でも、これすらも設定は甘々で良いと思う。
例えば、
「1日に5回は自分責めしてもノーカウント」とか、
「1日1回、自分責めに気付けただけでもOK」とか。
「できたじゃん、自分」
「よくやった、自分」
「やるじゃん、自分」
という言葉を、1回でも多く自分にかけられるシチュエーションを増やす。
その工夫をする。
徹底できなくてもOK。
増加傾向なら、全然OK。
そのうち、アファメーションが効きまくって、自分自身にかける言葉が超絶ポジティブ人間になれるかもしれない。
そんな自分に出会えるかもしれないと期待できるくらいには、私も回復してきたようですw
今後の自分が自分でも楽しみです。