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2018年3月13日 00:48
1ヶ月ほど、ひどい肌荒れに悩まされていた。生え際から顔の皮膚がぽろぽろとはがれ落ちて来るのだ。朝にメイクをした顔が夕方には端からひび割れ、はがれた皮が今にも落ちそうになっている。指先で触れるとそれは粉になって崩れ、髪についたりはらはらと肩に落ちたりした。 私は焦った。自分は一体どうしてしまったのだろう。 友人の勧めやインターネット上の口コミに従って、荒れた肌に良いとされていることを片っ端から
2017年12月30日 17:03
区役所に一人で離婚届を出しにいった日からあっというまに一年余りが過ぎ、2017年も終わりを迎えようとしている。元夫と暮らしていた短い日々や、その暴力から逃げて隠れて暮らしていた日々が幻であったかのように私は平穏に毎日を過ごしている。 自分はすっかり離婚のショックから立ち直っているように見えるはずだ、と思う。この一年でがつがつと転職をし、友人達と何度か国内旅行をし、欧州3か国に出張に出掛け、ヨガ
2017年8月15日 23:27
転職を間近に控えたお盆休み、ずっと心に引っかかっていたことを片付けた。 それは姓を旧姓に戻すということだ。 * そもそも、結婚の際に姓を変えた人(多くの場合は女性だと思う)は、離婚にあたって旧姓に戻ることが原則である。しかし、仕事上で不便がある場合や、子どもの事情を考慮して不都合だと判断した場合等には、婚姻中の姓を名乗り続けるという選択をすることもできる。 私の場合は昨年の12月に
2017年3月7日 21:44
離婚してから3ヶ月間、ずっと逃れられずにいる感覚がある。 これはもはや余生なのだ、という冷めた感覚だ。 暴力を振るう夫から逃れて新しい人生を始められたのだから、もっともっと希望をもてるものだと思っていた。しかし、必死に駆け抜けた離婚協議でエネルギーを燃やし尽くしてしまったのかもしれない。実際のところ、私は余生を一コマずつ塗りつぶしていくような気分で毎日を過ごしている。 * いや、
2017年1月18日 01:23
離婚して最初の里帰りというのは、何にせよとても気が重いものだ。12月の初旬に離婚して、大晦日から正月にかけての帰省は何よりも憂鬱だった。 しかも私は離婚したことをずっと両親に言えないでいたから、一層気が重かったのだ。 * DVとアルコールの問題を抱えた夫との離婚を決意したのは夏前のことで、このタイミングで両親に簡単な報告はしてあった。親に一切頼ることなく一人で弁護士を探し、すでに契
2017年1月13日 00:20
離婚後に気が狂ってた時期がある いま正気かはわからないけど 元夫との別居が始まった頃から風呂場にkindleを持ち込んで読書をするようになった。空白の時間があると苦しいことや良くないことを思い出したり考えたりしてしまう。だから、常に本を読んだり落語を流したり、隙間を埋め尽くすように生活している。 今日は枡野浩一さんの短歌と文章を読んでいた。 そして目に留まったのが冒頭の一首で、歌の中に自
2016年12月11日 20:45
この1年ほど、好きだった音楽が聴けなくなっていた。 もともと音楽が大好きだった。長く楽器を趣味にしていたし、毎日、隙間時間を埋めるようにiPodで音楽を聴き続けていた。コミュニケーションがあまり得意でない私にとって、音楽という趣味を持つことが人との関係を作るうえでどれほど助けになってくれたか分からない。「今度一緒に演奏できたらいいね」という言葉がどれほど人間関係を繋いでくれただろう。 思え
2016年11月5日 21:01
数か月にわたる仕事の修羅場がようやく一段落した。 差し迫る期日や、チームメンバー同士のすれ違いや、計画通りには進捗しないタスクや、様々なぐちゃぐちゃを抱えた仕事場はどんどん殺伐としていく。終電で帰ることが増え、残業時間が積み増されていくとともに心身の余裕がなくなっていく。 ましてや私は仕事の傍らで秘密裏に離婚協議を進めている身で、心に葛藤と不安を抱えながら大きな意思決定を迫られる局面が続
2016年7月18日 00:17
家族の問題を抱えるようになって、1年以上カウンセリングを受け続けている。2週間に1度、ベテランの女性カウンセラーと話をすることは、私を穏やかに支え、そして大きな決断をして前進することを後押ししてくれる。 * そもそもカウンセリングを受けるようになったきっかけは夫の主治医の勧めだった。 夫が家庭内に大嵐を起こしながらアルコール依存症で入院し、私はこれからの生活に対する不安感や恐怖心
2016年6月19日 20:48
暴力とアルコールの問題を抱えた夫との離別に向けた協議が始まってから、早くも一か月あまりがたつ。 弁護士を通じた協議というのは、数日から一週間おきに一手ずつしか指すことのできない将棋のようだ。一週間に一手しか指すことができないから、当然徹底的に考え抜いて、あらゆるシミュレーションをして、最良と思われる手を指す訳だが、それに対して相手が指してくる一手をまた一週間悶々としながら待たなくてはならない。