読書習慣が身に付いてから早いもので1年以上が経ちました。
読みたい本が次々と湧いてくるのに、優先すべきことが多くて、もどかしい日々を過ごしております。
noteを書く時間も読書と同様、以前より確保しにくくなってきましたが、マイペースに更新し続けていきたいと思います。
マイペースなだけに、今回紹介する3冊も1ヶ月ほど前(最近の範囲内?)に読了した本となっております。
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●僕は君たちに武器を配りたい
思わずジャケ買いしてしまった1冊。結論、本当に読んでよかったです。
10年以上前に出されたビジネス書ですが、全く色褪せていません。現代日本のシビアな現実と、その中で個人としてどう生き残るかということが力強く語られています。
特にこの"コモディティ"という概念にはハッとさせられました。モノだけでなく人材にも"コモディティ"が適用できるのです。資格やスキルはスペックを明確に定義するだけで、例えその人が高みへ登ったとしても、最終的には上から安く買い叩かれてしまう。
目指すべきは個性を持った"スペシャリティ"。そしてそれを実現させるには、イノベータ的もしくは投資家的な思考が必要なのだと本書を読んで強く感じました。
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●あやうく一生懸命生きるところだった
頑張らない生き方を前面に押し出した本として話題となった1冊。
日本よりも激しい競争社会にある韓国に生まれ育った著者が、何もせずあるがままの生活を送ってみて至った考え方を緩く語っています。
僕は特に「ひとりでいること」についての部分に共感しました。
人生は基本的にうまくいかない。何事もうまくいかないことのほうが正常なのかもしれないですね。
隣の芝生は青いというけれど、芝生が青いからといって隣人が幸せとは限らない。
だから気負いすぎず、ナチュラルな自分でいようと思います。
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●40歳からは食べてはいけない 病気になる食べもの
最近、オリラジの中田敦彦さんのYouTube大学を見ることにハマっています。動画を見れば見るほど自分の教養のなさを実感しますが、楽しみながら地道にリテラシーを培っております笑。
そしてこちらの動画の参考図書を今回読んでみました。
「白い悪魔の3兄弟」という括りはこの本のみならず、多くの健康本で盛んに言われているようです。
他にもコンビニ食、ジャンクフードの危険性を改めて確認できましたし、料理用の油にこだわることの重要性を学ぶこともできました。
この1冊から、多くの食品メーカーのバックアップを受けたメディア経由ではまず知ることができない情報を得ることができます。
貧しくなっていく日本の食生活。
その中で無知でいることの危険性。
食の知識を身につけ、自分で情報を取捨選択しなければならない。
このことを肝に銘じようと思います。