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【本】「スカウト目線」からみる野球-ドラフトキング-#101

こんばんは。

今回の投稿で、100日連続投稿になりました。
20記事あたりで「書くこと他にあるかな?」と思いましたが、「20記事程度で書き終わってしまうほどの経験しかないのか?」と言い聞かせ、継続してきました。

継続すること、習慣になることが増えることは、自分の成長も感じられて良いものだなと体感しています。

今回は野球漫画に焦点を当てて書こうと思い、友人におすすめされた「ドラフトキング」という作品について書きます。

「選手(プレイヤー)目線」ではなく、スカウトからみる野球の醍醐味


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この漫画の主人公は、野球漫画には珍しく投手や野手でもなく、球団スカウトマンです!

以前野球漫画についてのブログも書きましたが、野球漫画の王道を考えると「エースを目指す」「甲子園優勝を目指すチーム」「4番バッター」を中心に描かれていることが多いです。

選手の成長と困難を乗り越えていく、という姿が野球ファンに支持されて、学生や大人まで人気を集める作品はたくさんあります。技術面に焦点を当てた作品もあり、自分自身も試してみようと考える人もいると思います。

プロになる基準と自分の強みについて考える

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「ドラフトキング」の主人公は、独自の判断基準と経験で選手をスカウトします。「プロで通用する力があるのか」「プロに入ってからも成長するのか」「野球に関する知識は持っているのか」というところに目を向けて、選手をスカウトする姿が描かれています。

自身の野球経験から選手目線の話を描くことはできると思いますが、スカウト目線の話を書くにあたって、どのように調べたのか気になるところです。

作中で印象的だったシーンの1つに、後に後輩スカウトマンになる選手がドラフト候補になっているにも関わらず「プロでは通用しない!」と本人に主人公が言っているシーンです。理由として、プロで勝負できる武器があるのかどうかでした。

例えば、他の能力値は平均だったとしても
「足が速い!」
「肩が強い!」
「守備が上手い!」
など、何か1つ飛び抜けた力や技術を持っているものがあるかどうか、がプロで通用するかどうかを主人公は判断基準にしていました。

プロで通用しないとわかったら、プロ志望があったとしても「プロは諦めろ!」と言える優しさも作中で描かれています。

自分に置き換えてみると・・・

学生時代にプロ野球選手育成ゲームのパワフルプロ野球を中学生までやっていました。選手を育てる時に、「オールA」の選手をどうやって育てるか?というのを考えて、プレイしていました。

確かになんでもできる!というのも魅力の1つではありますが、特徴がないようにもみえるかもしれません。

就職活動時に「自己アピールしてください」と聞かれ、悩んだこともあります。理由は、「他者と比べていた」からだと思います。やってきたことはあれど、アピールするほどのものなのか?という考えが常にあったと思います。

ですが、仕事でも自分が強みと思っていることで最大限アピールすることの大切さも学んできたので、自分の強みをいかに伸ばすか!というのも大切にしたいと思わせてくれる作品でした。まだまだ読み続けるのが楽しみです。

枡田泰明

#マンガ感想文

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