三五八で、サラダチキン作ってみた
以前、協力隊の先輩の松本さんが記事にされていた、山里食加工所さんの三五八を、近所のスーパーリオン・ドールさんでゲットしました。漬物以外だと、サラダチキンがおすすめ、というので、さっそく作ってみました。
三五八とは
そもそも、三五八ってご存じですか?お恥ずかしながら、私は三五八漬けを知らずに、福島に引っ越してきてしまいました。Wikipediaを見ると、次のように書かれています。
三五八漬け(さごはちづけ)は福島県、山形県、秋田県の郷土料理で、麹で漬けた漬物である。漬床に塩、米麹、米をそれぞれ容量で3:5:8の割合で使うことに由来する。(引用:Wikipedia)
福島の郷土料理だったとは…… 勉強不足。確かに漬物やニシン漬け、そして三五八の素が売っています。私のふるさと宮城では、三五八がスーパーで売られていなかったので、隣県なのに知らないことはまだまだあるなぁと感じています。
定番は漬物ですが、山里食加工所さんにお話しを伺ったところ、サラダチキンが子供たちに人気がある、ということでした。私もサラダチキンは、鶏むね肉が安い時にまとめてよく作ります。いつもショウガやニンニク、お醤油等使う味しっかり目のサラダチキンが定番なので、今回は三五八だけを使ったやさしいサラダチキンに挑戦です。
材料
今回は三五八だけを使ったサラダチキンの為、材料もとてもシンプル。
・三五八の素
・鶏むね肉
・熱に強いビニール袋(私はアイラップ愛用です)
※お好みで、ハーブや塩を追加しても良いと思います。
調理過程
1.鶏むね肉にフォークで穴をあける(味が染み込むように)
2.袋に入れて、三五八を揉み込む(今回は大さじ1杯くらいを入れましたが、しっかり目の味が好きな方は2杯くらい入れても良いと思います。)
3.一晩冷蔵庫で寝かせる(時間がない方は30分くらいでOK)
4.沸騰したお湯で、10分茹でる(鍋底に袋が直接触れないように、お皿やざるを鍋の中に入れると良いです。今回は蒸し器を入れてみました。)
5.蓋をして余熱で火を通し、冷えたら出来上がり(夜茹でて、翌朝取り出すことが多いです。)
出来上がりはどうだった?
予想以上にしっとりと、ジューシーなサラダチキンが出来上がりました!
お味はというと、マイルドな優しいお味。三五八を大さじ1杯ほどで漬け込んだのですが、しっかり目の味が好きな方はもう少し多くても良いかもしれません。優しい味なので、お好みでハーブの風味を追加しても、美味しく頂けると思います。
また、ねぎダレやニラダレなど、お好みのタレをかけて食べるのもありだと思います。サラダチキンがあっさりなので、いろいろな料理への使い勝手も良いのではないでしょうか。
おわりに
いつもは、調味料を色々入れて味付けをしてサラダチキンを作っていました。それが、三五八だけでOKなのはとても簡単です。発酵食品を摂る、普段から料理に使うのは中々ハードルが高いな、と感じてしまうのですが、三五八は塩麹の起源と呼ばれており、塩麹で作る料理には代用が出来るようです。
せっかく福島に引っ越して来たので、漬物以外の調理方法を、これからどんどん探して行きたいと思います。みなさんのおすすめの調理方法があったら、ぜひ教えてください。