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コトバ

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よしだけいごしか表現出来ない、俺だけのコトバたち。
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#詩

花にも水を

花にも水を

いつも種を蒔く。水をやる。
芽が出てくる。水をやる。

そしていつか、花が咲く。
でも、花にも水がないと枯れてしまう。

今、すごく花壇が大きくなってる。毎日毎日種を蒔いてる。
それでも、愛情の水の量は変わらない。

それならば、
もっと良質なお水にしよう。
もっとふかふかの土壌にしよう。
もっと繊細な肥料にしよう。

じょうろの大きさは変わらないけれど、愛情の濃度は凝縮できると信じてる。
一人ひ

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営業

営業

違和感、気持ち悪い。

誰もその商品がいいものだと思ってない
誰も"その人"に買って欲しいと思って案内してない

目の前にいるのは「ヒト」なのに。
頭の中にはノルマという「数字」だけ。 

脳が死んでる。
コトバが腐ってる。

こいつらは生きながら死んでいってる。

それがビジネス?
そのやり方が世の中の普通?

クソ喰らえ。
俺は、俺が届けたいものを自信を持ってその人達に届けたい。

※これは全

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4月9日

4月9日

陽だまり。春一番。

お昼の日差しはウキウキしている。

虫も。子供も。風も。

待ちわびていたように羽をのばし、踊ってる。

その傍ら、夜はまだまだつんざくような寒さ。

まるで忘れきれない冬に依存するかのように。

そのせいで、街から人は消えた。

大丈夫。来年も再来年も、冬は来るよ。

いまはこの春の上を一緒に踊ろうよ。

冬はどこかで見守ってるよ。

八千の恵み

八千の恵み

太ももの上で幸せそうに眠る彼女。

不器用で、どこか抜けてて、あったかくて。

俺はどっか勘違いしてたのかもしれない。

世界を変える前に、まずはこの子の笑顔を

守れるようになろう。話はそれからだ。

溶ケル。

溶ケル。

伊豆の通り道、川沿いの土手には街灯がなくて、足元も見えない。
街に人影はなく、知らない土地をひとりぼっちで歩いてる。

虫の声。風の音色。温泉の香り。草花の匂い。
川の、水が流れる音なんて何年ぶりに聞いただろう。

まっくらで、ゆっくりで。静かで。

その中に混ざる人工的なものが、この空間にしっかり溶けていて居心地がいい。

究極の空間は、自然。
だけど、それだけでは生きるのに不便だ。
ならば、便

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土手からの景色

土手からの景色

6部咲きの桜と通り雨。

過ぎ行く人は仕事で忙しく、誰もこの土手を見ようとしない。
慌ただしく、せわしなく過ぎていく日々の中に、6部咲きの桜は目に映らない。

でも、僕は知っているんだ。春になればみんな魅力に気づくことを。
春になればこの土手にはカップルや、犬の散歩をする人や、お花見する人がたくさん集まってくるんだ。

2週間後のこの土手は、素敵な桜と川の音と共に笑顔と笑い声が溢れている。

僕は

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理想と現実

理想と現実

「現実はそんなに甘くない」
「理想が無さすぎて面白くない」

色んな意見を耳にする。

理性100%でシステマチックに生きてる人を見てきた。

感性100%で思うがままに生きてる人を見てきた。

どっちも"正義"という名の価値観を掲げて喧嘩してる。どっちも正解なのに。

もっとめんどくさいことを言おうか。

どちらかに100%片寄ってる人はそれでいい。

だが、俺を含めた、どちらの感覚も持ち合わせ

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感性

感性

感性を爆発させろ。

当たり前の毎日に、
普遍的な日常に、幸せを。

小さなモノゴトにも
大きなカンドウを。

何気なく食べているその白米。その一粒に、どれだけの想いが詰まってるんだろう。その白米を食べている状況、環境はいったいどのくらいの"アタリマエ"なんだろう。
そんな風に考えてると、自然と幸せの笑みがこぼれ落ちる。その一粒に、甘みと旨みが湧き出てくる。

だから僕は。

頭ではなく、ココロを

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タカラモノ

タカラモノ

自分にとってはただのガラクタかも。

でもそれは、相手にとっては特別な宝物かもしれない。

高速道路

高速道路

高速道路には、色んな人種がいる。

ひとりひとり、性格が出ていて面白い。

自分のペースで左車線をひたすら走る人もいれば、とんでもないスピードで追い抜く人もいる。
自分の前の車は、それに対抗してスピードを上げ、後ろの車は何食わぬ顔で法定速度で走っている。

その後ろの車が俺を追い抜かそうとした時、無意識にスピードが上がってしまった。

まるで友達の成功を羨ましがって、自分も何かやりたい!と言ってい

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悩み相談

悩み相談

時々、悩み事の相談をされる。

でも、俺は俺の知ってる世界の中でしか伝えられない。

相談する側とされる側が

・全く違った世界を持っていると、伝わらない。

・全く同じ世界を持っていると、広がらない。

でも面白いことに、ヒトは一人ひとり、どこか似ていて、どこか違う。

相談する人と相談に乗る人。お互いの世界がちょこっとでも大きくなれば幸せだなぁ。

正義

正義

正義の反対は、悪では無い。

正義の反対はもうひとつの正義。

どちらも正解で、どちらも正しい。

だから正義は振りかざすんじゃなく、大切なところにそっとしまっておく。

 時観

時観

あなたから見れば、「時間の無駄遣い」

わたしのなかでは、「時間の贅沢遣い」