「ヤル気を操れ」
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では、本題。
本田真美著・「医師のつくった「頭のよさ」テスト: 認知特性から見た6つのパターン」を読んだ。
多くの人は「頭が良い」をたった一つの理想像のようにとらえがちだけど、実は「頭の良さ」には6つのパターンがある。
自分がどのパターンの人間かを知るには、まず認知特性を知ること。
つまり自分は、「外界からの情報をどのように頭の中で理解・整理・記憶・表現しているのか?」を知ること。
これを知ることで自分のタイプがわかり、生まれながらに備わっている資質や能力を最大限に活用できるようになるんだ。
俺は動物占いとか意味わからない種類分けするようなものは大嫌いでクソだなと思っているんだけど(娯楽として楽しむ人は否定しない)、
心理学的にだったらまだ良いかなと思った。笑
まぁそれでもその結果に固執はしないんだけどね。
テストをして俺が「言語映像タイプ」には納得したけど、「三次元映像タイプ」のポイントが一番高いとは思わなかったな。
とりあえず思っていた通り俺は耳からのインプットが苦手。
実は割とマジで人の話をあんまり覚えられないんだよね。
文字で表現し直してインプットしないとダメなんだ。
だから本は俺に合っていて、映画はセリフを覚えられないからインプットとしては苦手な部類。
なので最近はこんな感じでめちゃくちゃスクショしまくって観ているから大変。笑
まぁ俺の結果なんてどうでもいいとして、この本の中で出てくる「神経心理ピラミッド」は活用しようと思った。
これはリハビリテーション学で知られている理論で、
上から
論理的な思考と遂行能力
↓
記憶
↓
コミュニケーションと情報処理
↓
注意力と集中力
↓
抑制と発動性
↓
覚醒と心的エネルギー
↓
取り組む意欲
このように創られていて、下から(取り組む意欲)から順番で人は能力を発揮していくと考えられている。
このピラミッドはリハビリテーション学で使われているものだけど、誰もが適応できるものなんだよね。
たとえば上手く記憶ができないんだったら、その下の段階の情報処理でつまずいているとわかるし、そもそもその下の注意力と集中力が欠けているかもしれないとわかるでしょ。
こんな感じでピラミッドの構造を意識すると、どこに問題があるかを探りやすくなるんだよね。
そしてこの構造をみれば、何よりヤル気が大事だとわかる。
俺はよくヤル気に頼るなと書く。
ただ頼っちゃダメなんだけど、大事なことは確かなんだ。
だからヤル気を上手く操らないといけない。
そのためにはこの本で書いてあった「達成動機づけ」は重要だ。
人間には自分の力の水準よりも少し高い目標を達成したいという欲求が存在し、これによって行動が決まるといわれている。
だから上手く達成動機づけをできれば、イイ感じでヤル気を保てるんだけど、おそらく多くの人はこれが苦手。というか下手クソ。
できるかできないか、易しすぎず難しすぎずといったちょうどいい目標を設定できないんだ。
たとえば、
一年すら継続できたことがないクセに、キツイことを継続しようとしたり、
あまりにも現実とかけ離れていることを短期目標に掲げたり。
そうすると継続できず、目標達成できずで終わり、結局ヤル気が生まれないんだ。
だからどうしても「達成動機づけ」には上手さがいるんだ。
でも人それぞれ差があるから、「達成動機づけ」を上手くなる一つの方法なんてないんだよね。
自分で自分を徹底的に理解するか、コーチングとかプロに任せるしかないんじゃないかな。
ただ、達成動機づけが上手くなくてもヤル気を操れる方法がある。
それが環境だ。
ヤル気を保ち、ヤル気を削られないような環境にいればいいんだ。
そのためにはヤル気が削られる原因は何なのか?を知ること。
人間関係かもしれないし、SNSかもしれない。
まずそこを排除していくんだ。
そしてカンチガイしないほうがいいことは、
環境は自分が「入る」ものじゃないく「創る」ものだということ。
多くの人は環境に「入る」意識が強すぎるんだよね。
もっと自分で創っていいんだよ。
環境を自分が操れれば、ヤル気だって操れるようになるんだ。