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【マーケ基礎】お客さまの判断基準を知れ!
モノを買う時のお客さまの眼。
不景気ないま、非常に厳しくなっています。
珍しい、安い、美味しいだけでは、
なかなか買っていただけません。
しかし、そんな状況でも、
いまだ変わらずに効果が期待できる販促手法があります。
マーケティングの常識から言うと、
もう古いかもしれません。
ところが、テレビ通販やネットショップでは、
使われ続けている手法なのです。
それだけ効果がある、という証明だと言えます。
お客さまは、この手法に弱いのです。
つい買ってしまいます。
けれど、不満が残るわけではありません。
その手法とは……
1.数が少ないということは、
それだけ価値のあるものに違いないと思い込む
「希少性」でアピールする。
これは、「いまだけ・限定・先着・特別」
などの言葉を用いた方法です。
2.専門家の言うことは、正しいに違いないと思う
「権威」でアピールする。
これは、「○○大学教授○○氏も推薦」や
「俳優○○も使っています」「雑誌○○にも掲載!」など。
3.多くの人が買ったものは、
自分にとっても良さそうだ、
欲しいと思う「帰属意識」にアピールする。
「個」の時代になっても、他人のことが気になり、
“みんなが持っているから”
という感覚は無くなりません。
これは、「○○ランキング第1位」や
「販売累計○○万個突破!」など。
売れている商品・お店は、
どこかにこうした手法を取り入れています。
お客さまの注意を喚起させるには、非常に有効です。
これだけでも、ある程度の売り上げは見込めるのですが、
もっと売るためには、さらにやるべきことがあります。
なぜ、その商品が売れているのかを
こと細かく解説することです。
生産地のこと、作り方、名前の由来、作る時期、利用法、
他社との違い、キャッチフレーズなど、
その商品が生まれた背景や価値を
熱く語ることが大切なのです。
通販番組を見ていればわかりますが、
“へぇ〜”“なるほどぉ”“そうなのかぁ”と、
いちいち納得してしまうほど、細かな説明があります。
知らなければ、ただのどこにでもある商品なのに、
知ってしまうと、
他のものとは違うように見えるから不思議です。
計算し尽くされた販売手法に脱帽です。
良いと思うことは、まずマネをしてみましょう。
やらずに批判するのは、素人と同じです。
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