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マーケティング基礎講座

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2021年11月の記事一覧

【マーケ基礎】気分の良い空間を作れ!

お店はお買い物をする場所ですが、ほんのひととき、 お客さまが過ごされる空間でもあります。 ならば、たとえ短い時間でも、 快適に過ごしていただかなければなりません。 そこにいると、なぜか楽しい。 ウキウキ、ワクワクする。 心地よい。 そんな感覚で過ごしていただくことが、 リピーターへのステップなのです。 それは、商品そのものかもしれませんし、 インテリアかもしれません。 店主のおしゃべりが楽しいのかも。 なぜかそんな空間には、楽しい空気が流れています。 お洒落な雑

【マーケ基礎】マンネリを打破する。

儲からない。でも、暮らしていける。 このレベルが一番問題なのです。 “いまの時代に生活できるなら、いいじゃないか” と思われるかもしれませんが、 それでは、何のために商売をしているのでしょう。 商売は、儲かって楽しいものであるはずです。 楽しい商売は、お客さまをも楽しくさせます。 これが、本来の姿です。 逆に、全然儲からないお店なら、 根本的な解決策を考えなければいけないので、 まだ可能性はあります。 しかし、超低空飛行で満足していては、 それ以上は絶対にありませ

【マーケ基礎】市場を創る。

あなたのお店で扱っている商品の中で、 あまり売れていない商品を1点選んでみてください。 その商品をテーブルにでも置いて、じっと眺めます。 “この商品には、どんな使い方があるだろうか” “どんな場面で使われるだろうか” “どんな人が使うだろうか“ あらゆる可能性を考えてみます。 無理やりでもかまいません。 しばらく考えていると、“そんな使い方はしないだろう” と思えるものも浮かんできます。 そのとんでもない発想をメモ書きしておいてください。 ありきたりの発想のものは

【マーケ基礎】心の無い挨拶は騒音。

大型の書店、リサイクルショップ、 ドラッグストアが、やたらと元気な大きな声で 「いらっしゃいませぇ、こんにちはぁ〜」 と、挨拶するようになりました。 良いことのように思われますが、実は違うのです。 お客さまの存在を確認すると、 その確認した人がまず大きな声で、 「いらっしゃいませぇ、こんにちはぁ〜」と言います。 すると、別の売り場にいた店員も、 同じように大きな声で挨拶します。 オウム返しです。 最初に声を出した人は、そのお客さまの方を見て、 挨拶しているわけではあ

【マーケ基礎】共通の話題で、仲間意識を。

ふた昔前、セールスマンや出世を望むサラリーマンは、 みんなゴルフをしていました。 セールスマンはお客さまと。 サラリーマンは上司と。 共通の趣味を持つことで、 昔からの友だちのような雰囲気となったり、 話が盛り上がったりすることで、 関係をうまく築くためです。 商談が前に進まない時などに、共通の話題を持ち出せば、 相手の作っていた壁に隙間ができ、 そこからどんどん話が広がってくのです。 敵かもしれないと思われていたセールスマンが、 いつの間にか仲間に変わっていくのです

【マーケ基礎】質を落とすと、すぐにバレる。

売り上げを伸ばしたい。利益率を高めたい。 その方法のひとつとして、 「原価を下げる」ということも考えなければいけません。 仕入れ先を変えたり、まとめ買いで 値引きしてもらったりすることができますが、 この「原価を下げる」には、落し穴があります。 特に苦しい状況のお店がやってしまうのは、 「質を落とす」ことです。 いけないことはわかっているのですが、 “気づかれないだろう”“少しくらいなら”と、 安易な方向へ行ってしまいます。 あれこれ考えなくて済みますから。 でも