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【マーケ基礎】共通の話題で、仲間意識を。

ふた昔前、セールスマンや出世を望むサラリーマンは、
みんなゴルフをしていました。

セールスマンはお客さまと。
サラリーマンは上司と。

共通の趣味を持つことで、
昔からの友だちのような雰囲気となったり、
話が盛り上がったりすることで、
関係をうまく築くためです。

商談が前に進まない時などに、共通の話題を持ち出せば、
相手の作っていた壁に隙間ができ、
そこからどんどん話が広がってくのです。

敵かもしれないと思われていたセールスマンが、
いつの間にか仲間に変わっていくのです。

仲間意識が生まれてきます。

一旦、仲間だと認めてもらえれば、
その仲間が悪い商品を勧めるはずはない、
と相手は思うようになります。

また、その仲間から買ってあげよう、
という気持ちにもなってくれます。

繁盛している商店の店主は、とにかく話題が豊富です。

新聞・雑誌・テレビ。あらゆるものを見て、
お客さまのどんな話にも合わせることができます。

一方的に話すのではなく、
相手の話を引き出すことができます。

「聞き上手」なのです。

そうなるためには、実際にはやったことがないことでも、
幅広い知識を持つことが大切です。

お客さまと話すことで、さらに知識が深まり、
また別のお客さまとの会話に役立ちます。

機会あるごとに、お客さまと話をすることです。

話をしたい人かどうかの判断は必要ですが。

人の繋がりが少なくなった現代社会では、
人と話をしません。

丸1日、1週間、話をしなかった、
という人もたくさんいます。

でも、人間は本来淋しがりやです。
心の奥底では話をしたいのです。

自分の思っていることを人に話すと、ホッとします。
聞いて欲しいのです。

特に、シルバー層の人たちは、話し相手を求めています。

若い層も本当は話したいのです。

その人たちの声を聞いてあげるだけで良いのです。

個人商店には、それができます。

話のできる場所「コミュニティ」になってあげれば、
お客さまはたくさんやって来ます。

『私は、あなたの仲間ですよ』。
これです!

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佐藤きよあき
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