時間講師のあるべき姿って?
こんにちは。ぐうぽんです。
令和5年度も残り5ヶ月ほどになりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今年は各勤務校で大きな行事があったりハプニングもあったりと、今までにないほどの波乱な一年を過ごしています。
その大きな行事関連で、ポツリと言われた言葉から自分の立場やあり方について考えてしまいました。
行事に参加する講師は少ない
私は時間講師として複数の学校に勤務し、複数の教科を指導しています。
時間講師は担当時数が決まっていますので、この時数を越えないように計画を立てて勤務する必要があります。
また時間講師は、正直言えば「アルバイト」なもので、学校の職員というより渡り鳥、野球で言えば助っ人なので校務の深いところや行事には関知しなくていい立場です。
つい先日のことです。
展覧会を数日後に控えた学校で「展覧会、見に行きますよ」と一緒に家庭科を指導してくださっている音楽の先生に伝えたら、
「ぐうぽん先生は優しいですね。普通時間講師の先生って行事等に参加することはないんですよ」
「え?そうなの?」と思いました。
この学校は小規模校なので、図工だけでなく自分が担当している家庭科の作品も展示対象になっています(それを勤務早々に言われて少々焦りました・・)。
なので、少しばかりですが自分も展示に関わった身なので、これはちゃんと見に行かなきゃ、と思ったのでそう言っただけなのです。
それにICT支援員時代もなるべく担当した学校の行事には顔を出しては子どもたちの頑張りを見るようにしていました。
それだけに、この一言を聞いて、時間講師って案外サバサバしているものなのか・・と思ったのです。
突然の授業変更に対応しない
これはもう一人の時間講師の先生との会話です。
ぐ「最近授業変更がすごくて。明日の授業すら確定しなかったりするし。昨年の学校なんて当日突然(あ、今日の授業変わってますので)なんて言われて、対応が大変でしたよ」
先「昔は時間講師の先生って急な授業変更には対応しない、というかすごく強気に(できません!)って突っぱねてたわよ。今はその逆かな?担任の方が強くて、時間講師が合わせてる感じ」
これも興味深い話だなーと思いました。
立場上、担任のほうが強いと思っていたのにそうではなかったという事実。
何を経てこのように立場が逆転したかはわかりませんが、昔はむしろ時間講師の方が発言力が強く、担任が合わせていたのだとか。
つい何か変更があっても「あ、大丈夫です~」と対応している自分のやり方は、
もしかしたら間違ってる??
時間講師のあるべき姿って何?
そんなお二人の会話から、私は
などの疑問が出てきました。
①は5年やっても理想像が見つかりません。
先の昔の先生話は依頼をぶった斬るような行為ですし、今の自分にはとてもじゃないができないです。
担任の先生の負担を軽減するために時数の一部を担うのが時間講師。
だけど時間講師にも都合はあります。
複数の学校を担当していれば勤務曜日や時間の制約もあります。
月水金のように飛び石勤務の場合、非勤務日に顔を出すことはできませんので授業準備等も勤務日じゃないとできません。
それなのに、担任が時間講師をあたかも自分たちと同じ感覚で授業を変更し、それを当日になって連絡なんてされたら、こちらは対応に苦慮してしまいます。
その結果、強気でいかないと舐められてしまうとか、自分は担任や学校の言いなりにはならないぞ、といった行動になったのかなあ・・
なんて考えてしまいました。
②は自分の自己肯定感の低さとか、時間講師という身分からの罪悪感などが呼び込んでいると思います。
(本当は誰一人そう思っていないとは思うんですけど)
まとめると、時間講師は
強気で攻めるか、学校側の意向を汲み取りつつお互いWin-Winにすべきか。
果たしてどれが一番理想的な姿なのか・・考えてみようと思います。
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